布教の意味とは?正しい使い方・例文をわかりやすく解説!普及との違いは?

男性

「布教」という言葉には、「ある宗教を一般に広めること」という意味があります。

宗教用語として使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「布教」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

布教の意味は『ある宗教を一般に広めること』

男性

【布教の意味】

ある宗教を一般に広めること。

引用:goo辞書

布教の読み方は「ふきょう」です。

明確な語源や由来はありませんが、「布」と「教」のそれぞれの意味は、

  • 「布」は、広く行きわたらせる
  • 「教」は、信仰の教え

この2つが合わさってできた言葉です。

『布教』には

  • ある宗教を一般に広めること

などの意味があります。

布教の正しい使い方を例文で紹介!

人間

「布教」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①宗教を広めることを表す

宗教を広めることを表す時に使われます。

【例文①】

B男

彼はキリスト教を布教している。

【例文②】

B子

日本にキリスト教を布教した有名な人はザビエルです。

例文②趣味や文化を広めることを表す時

「布教」の意味から派生したオタク用語として、好きなアニメや漫画などを周囲に広めることを表す時に使われます。

【例文①】

B男

友達に、今期のおすすめアニメを布教している。

【例文②】

B子

布教活動として、推しグループのCDを友達に貸した。

布教を使う時の注意点】

宗教的な意味合いの強い「布教」ですが、最近は自分の好きなものを他者に広めるという意味でカジュアルに使われることも多い言葉です。

本来の意味と併せて覚えておきましょう。

布教類義語・言い換え3選

男性

布教』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 宣教
  2. ミッション

類義語①道の意味

宗教的真理、または教義を伝達し広めること。特にキリスト教で、その教義を未信仰者に伝えて信仰に入ることをすすめること。ミッション。

引用:goo辞書

B子

戦国時代にキリスト教が伝道された。

類義語②宣教の意味

宗教上の教えを広めること。特に、キリスト教の伝道にいう。

引用:goo辞書

A子

彼はキリスト教を宣教していたと言われています。

類義語③ミッションの意味

キリスト教の、伝道。布教。宣教。また、伝道団体。伝道組織。

引用:goo辞書

B男

彼女はミッションに力を入れていました。

伝播の意味

布教「普及」の違いは?

本

「布教」と「普及」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

布教」にはある宗教を一般に広めることという意味がありますが、

それに対し「普及」には、広く行き渡ることという意味があります。

どちらも広めることという意味合いの言葉ですが、「布教」は主に宗教的な意味合いで使われるのに対して、「普及」の方が一般的に広く使われます。

時と場合に応じて使い分けましょう。

布教は英語で『propagation

十字架

布教は英語の『propagation』に言い換えることができます。

propagationの意味

繁殖、宣伝、普及、伝播(でんぱ)、遺伝

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『propagation』には

  • 繁殖
  • 宣伝
  • 普及
  • 伝播(でんぱ)
  • 遺伝

という意味があります。

「布教」の対義語・反対語はありません

本

布教の対義語は、ありません

敷衍の意味

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