表記の意味とは?正しい使い方、例文をわかりやすく解説!標記との違い・英語への言い換えは?

女性

「表記」という言葉には、「文字や記号を用いて書き表すこと」という意味があります。

ビジネスシーンや事務的な場面でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「表記」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

「表記」の意味は『文字や記号を用いて書き表すこと』

ノート

【表記の意味】

①おもてに書きしるすこと。また、その書かれたもの。おもて書き。

②文字や記号を用いて書き表すこと。

引用:goo辞書

表記の読み方は「ひょうき」です。

  • 「表」は おもて・うわべ・物事の外側にあらわれた部分
  • 「記」は しるす・かきとめる

この2つが合わさってできた言葉です。

『表記』には

  • おもてに書きしるすこと・また、その書かれたもの・おもて書き
  • 文字や記号を用いて書き表すこと

などの意味があります。

「表記」の正しい使い方を例文で紹介!

女性

「表記」は、ビジネスシーンや事務的な場面で使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

この名簿、私の名前の表記が間違ってる。

例文②

B男

提出する文書の表記間違いを見つけたので直そう。

例文③

C子

数字は半角表記で入力して下さい。

例文④

B子

PCの不具合なのか、文字が正しく表記されない。

例文⑤

C男

あなたの論文には表記ゆれがありますね。

【表記を使う時の注意点】

読み方が一緒で意味が異なる標記という言葉と混同しないように気を付けましょう。

標記の意味も後ほど説明していきます。

「表記」類義語・言い換え3選

女性

『表記』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 筆記
  2. 書く
  3. 綴る

類義語①筆記の意味

書き記すこと。書き取ること。また、書かれたもの。

引用:goo辞書

B子

次のテストは筆記形式らしい。

類義語②書くの意味

  1. 文字や符号をしるす。
  2. 文章を作る。著す。また、著作する。

引用:goo辞書

A子

写真に添える説明文を書く。

類義語③綴るの意味

  1.  言葉をつらねて詩歌や文章を作る。
  2. 仮名やアルファベットなどを並べて単語を書き表す。

引用:goo辞書

B男

思いを込めて手紙にする文章を綴った。

「表記」「標記」の違いは?

ノート

「表記」と「標記」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

表記」には文字や記号を用いて書き表すことという意味がありますが、

それに対し「標記」には、目印をつけること・標題として書き記すことという意味があります。

どちらも共通して文字などを書き表すという意味を持ちますが、「表記」は書き記すことそのものを表す言葉であるのに対し、「標記」は標題として書き記すことという意味も含みます。

「表記」は英語で『write』

手

表記は英語の『write』に言い換えることができます。

writeの意味

ペン・鉛筆・タイプライターなどの道具を使って書く、書く、作る、字を書く、(…と)書く、(…を)書いて送る、書いてやる、手紙を書く、書き送る、手紙で知らせる

引用:weblio英和辞典・和英辞典

英語の『write』には

  • ペン・鉛筆・タイプライターなどの道具を使って書く

という意味があります。

「表記」の対義語・反対語はなし!

ノート

表記の対義語は、ありません。

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