「彙報」という言葉には、「分類別にまとめた報告」という意味があります。
日常生活ではあまり使われない言葉ですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「彙報」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「彙報」の意味は『分類別にまとめた報告』
彙報の読み方は「いほう」です。
明確な語源や由来はありませんが、「彙」と「報」のそれぞれの意味は、
- 「彙」は、一所に集める
- 「報」は、告げ知らせる
この2つが合わさってできた言葉です。
『彙報』には
- 分類別にまとめた報告
- 報告書
- 雑報
などの意味があります。
「彙報」の正しい使い方を例文で紹介!
「彙報」は、分類別にまとめた報告を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
会社の彙報に記載があるか調べる。
例文②
彙報を見れば、必要な情報が手に入るだろう。
例文③
地域の歴史についての彙報を読んだ。
例文④
同じような文献がないか、彙報を調べた。
例文⑤
学生の時に書いた論文が彙報に載っています。
【彙報を使う時の注意点】
「彙報」は日常生活ではあまり見聞きしない言葉ですが、大学での研究やビジネスシーンで使われます。
「いほう」という読み方と共に、意味をしっかりと抑えておきましょう。
「彙報」の類義語・言い換え3選
『彙報』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- レポート
- 報告書
- 雑報
類義語①レポートの意味
調査・研究などの報告書。レポ。
引用:goo辞書
先輩のレポートを参考にさせてもらった。
類義語②報告書の意味
報告する事柄を記した文書。
引用:goo辞書
研修の報告書を明日までに書き上げなければならない。
類義語③雑記の意味
いろいろな事柄を書きつけること。また、書きつけたもの。
引用:goo辞書
日記の代わりとして、雑記ブログを始めました。
「彙報」は英語で『bulletin』
彙報は英語の『bulletin』に言い換えることができます。
bulletinの意味
公報,報告,告示,(学会などの)紀要,会報,(会社の)社報,(大学の教課コースを書いた)便覧,(新聞・ラジオ・テレビの)ニュース速報,臨時ニュース
英語の『bulletin』には
- 公報
- 報告
という意味があります。
「彙報」の対義語・反対語はありません
彙報の対義語は、ありません。