「戒め」という言葉には、「前もって注意すること」という意味があります。
同じ失敗を繰り返さないための教訓としてよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「戒め」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「戒め」の意味は『前もって注意すること』

【戒めの意味】
1 前もって注意すること。また、その言葉。訓戒。
2 過ちを犯さないようにこらしめること。
3 (縛め)しばること。また、その縄。
4 禁錮。監禁。処罰。
5 用心すること。警戒。
引用: Weblio辞書
戒めの読み方は「いましめ」です。
語源は、あらかじめ注意して、悪い行いをしないようにさせるという意味の「戒む」です。
『戒め』には
- 前もって注意すること
- 訓戒
- 過ちを犯さないようにこらしめること
- しばること
- 禁錮
- 監禁
- 処罰
- 用心すること
- 警戒
などの意味があります。
「戒め」の正しい使い方を例文で紹介!

「戒め」は、過ちを防ぐための注意や教訓を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子過去の出来事を戒めとして心に留めている。
例文②
B男事故を戒めとして、安全対策を見直した。
例文③
C子この結果を戒めに、行動を改める。
例文④
B子彼の話はよい戒めになった。
例文⑤
C男今回の結果を戒めとして、次に進みたい。
【戒めを使う時の注意点】
「戒め」は、過去の出来事を反省し、教訓として生かす意味をもつ言葉です。
日常会話ではやや硬い表現のため、文章や説明文で使われることが多いです。
相手を責める印象にならないよう、自分への戒めとして用いるようにしましょう。
「戒め」の類義語・言い換え4選

『戒め』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 教訓
- 注意
- 忠告
- 警告
類義語①教訓の意味
過去の経験や出来事から得られる学びや指導の要点を表す言葉である。
引用:Weblio辞書
B子その失敗から大切な教訓を学んだ。
類義語②注意の意味
気をつけること。気をくばること。
引用:Weblio辞書
A子足元に注意してください。
類義語③忠告の意味
まごころをこめて相手の欠点や過ちを、戒めさとすこと。
引用:Weblio辞書
B男調子の悪そうな彼に、休むよう忠告した。
類義語④警告の意味
よくない事態が生じそうなので気をつけるよう、告げ知らせること。
引用:Weblio辞書
B子大雨のため、警告が出された。

「戒め」と「誡め」の違いは?

「戒め」と「誡め」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「戒め」には過ちを犯さないようにこらしめることという意味がありますが、
それに対し「誡め」にも、過ちを犯さないようにこらしめることという意味があります。
どちらも「いましめ」と読み、意味はほぼ同じです。
「戒め」は、同じ過ちを繰り返さないための教訓という意味で、現在もっとも一般的に使われる表記です。
一方「誡め」は、「言葉で強く言い聞かせる」という意味合いが強く、やや古い表現とされています。
「戒め」は英語で『penalisation』

戒めは英語の『penalisation』に言い換えることができます。
英語の『penalisation』には
- 罰する行為
という意味があります。
「戒め」の対義語・反対語は『許す』

戒めの対義語は、『許す』になります。
許すには
- 過失や失敗などを責めないでおく
- とがめないことにする
などの意味があり、過失や失敗などを責めないでおくことを表す際に用いられます。
B男今回だけは失敗を許す。
過ちを犯さないようにこらしめることという意味の「戒め」に対して、過失や失敗などを責めないでおくという意味の「許す」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


