芋づる式の意味とは?ビジネスでの正しい使い方・例文を解説!英語への言い換えは?

人間

「芋づる式」という言葉には、「多くの出来事が関連して続くこと」という意味があります。

ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「芋づる式」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

芋づる式の意味は『多くの出来事が関連して続くこと』

【芋づる式の意味】

蔓をたぐると芋が次々に出てくるように、多くの出来事が関連して続くこと。

引用: Weblio辞書

芋づる式の読み方は「いもづるしき」です。

語源はサツマイモの蔓(つる)です。

蔓を引っ張ると、土の中から芋が次々くっついて出てくる様子から、一つのことをきっかけに、関連するものが次々と出てくるという意味で使われるようになりました。

『芋づる式』には

  • 蔓をたぐると芋が次々に出てくるように、多くの出来事が関連して続くこと

などの意味があります。

芋づる式の正しい使い方を例文で紹介!

芋づる式」は、蔓をたぐると芋が次々に出てくるように、多くの出来事が関連して続くことを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

一件のミスから芋づる式に不備が発覚しました。

例文②

B男

不正が芋づる式に見つかって大騒ぎになりました。

例文③

C子

不具合を調査したら、芋づる式に他の欠陥も判明した。

例文④

B子

システムトラブルの原因を追究したら、芋づる式に課題が見つかりました。

例文⑤

C男

一人の意見から芋づる式にアイディアが出てきた。

芋づる式を使う時の注意点】

「芋づる式」は、連鎖的に次々と起こるという意味で、日常会話でもビジネスシーンでも広く使われています。

良いことにも悪いことにも使えるので、文脈に注意して理解しましょう。

芋づる式類義語・言い換え4選

芋づる式』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 連鎖
  2. 次々
  3. 連続
  4. 波及

類義語①連鎖の意味

物事が互いにつながっていること。また、そのつながり。

引用:Weblio辞書

B子

新しい企画が成功し、社内にいい連鎖が生まれている。

類義語②次々の意味

物事が次から次へと続くさま。

引用:Weblio辞書

A子

インフルエンザ流行のため、イベントの中止連絡が次々に届いた。

類義語③連続の意味

切れ目なく続くこと。また、続けること。

引用:Weblio辞書

B子

トラブルが連続して発生し、現場は慌ただしい一日になった。

類義語④波及の意味

物事の影響が波のように徐々に広がること。

引用:Weblio辞書

C男

小さなミスが大きな部署にまで波及してしまった。

立て続けの意味

芋づる式は英語で『one after another

芋づる式は英語の『one after another』に言い換えることができます。

one after anotherの意味

(不定数のものが)あいついで、続々と

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『one after another』には

  • (不定数のものが)あいついで
  • 続々と

という意味があります。

「芋づる式」の対義語・反対語は『独立

芋づる式の対義語は、『独立』になります。

独立の意味

他のものから離れて別になっていること。

引用:Weblio辞書

独立には

  • 他のものから離れて別になっていること

などの意味があり、他のものから離れて別になっていることを表す際に用いられます。

B男

他国の支配から抜け出し、ようやく独立を果たした。

多くの出来事が関連して続くことという意味の「芋づる式」に対して、他のものから離れて別になっていることという意味の「独立」は、反対の意味の言葉として使うことができます。

矢継ぎ早の意味

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