「一端を担う」の意味や例文とは?類語・英語での言い換え・使い方を解説!

女性

『一端を担う』には『物事を部分的に負担する』という意味があります。

「何となくの意味しか知らない」「使い方が合っているか分からないまま言っていた」という人もいるのではないでしょうか。

言葉の意味や使い方を正しく理解することで、自分の思いや気持ちを簡単に表現することができたり、コミュニケーションの質を高めることができます。

この記事では『一端を担う』の意味や使い方を例文などで、分かりやすく紹介していきます。

目次

一端を担うの意味は『物事を部分的に関与・負担する』

男性

【一端を担うの意味】

ある物事について、部分的に関与している。責任や役目の一部を負っている。

引用:goo辞書

【一端を担うの語源】

「一端」と「担う」に分けて考えます。

「一端」には、一方の端・一部分などの意味があります。

「担う」には、物を肩に支え持って運ぶという意味もありますが、「自分の責任として身に引き受ける・負担する」という意味も含まれています。

つまり、「一端」一部分を「担う」自分の責任として負担するので「一端を担う」なのです。

『一端を担う』には

  • ある物事について、部分的に関与している
  • 責任や役目の一部を背負っている

などの意味があります。

一端を担うの正しい使い方を例文で紹介!

女性

『一端を担う』は、主にビジネスシーンで使われることが多く、責任が生じる場面で使われる言葉です。

例文を見て、正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

上司

私は役員として会社経営の一端を担っている。

例文②

C男

プロジェクトの一端を担う、各リーダーを紹介します!

例文③

C子

各店舗の責任者は会社全体の売上の一端を担っている。

例文④

B子

我が社のシステムは、外注先のA社が一端を担っています!

例文⑤

A子

合唱コンクールの一端を担っているのは、クラスの代表である私です。

【注意点】

「一端を担う」には、悪いニュアンスも良いニュアンスも含まれていません。

その為、履歴書やアピールする場面などで積極的に活用するのは、控えましょう。

使い方によっては、ボジティブ(またはネガティブ)な意味となる場合もあるので、前後の文脈から判断すると良いでしょう。

一端を担うの類義語・言い換え5選

人

『一端を担う』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 一翼を担う
  2. 一角を占める
  3. 片棒を担ぐ
  4. 一役買う
  5. 要素になる

類義語①一翼を担うの意味

全体の中で己の任務、果たすべき役割を持つこと。

引用:weblio辞書

※ポジティブな意味として使われます。

B子

彼は会社の一翼を担えるような人材だと思います。

類義語②一角を占めるの意味

ある範囲の土地の片隅に店舗などを構えたさま、などを意味する表現。

引用:weblio辞書

C子

この地域では、地元の小売業者が市場の一角を占めています。

類義語③片棒を担ぐの意味

(駕籠(かご)の、先棒か後棒かのどちらか一方をかつぐということから) ある企てや仕事に加わってその一部を受け持って協力する。荷担する。責任を分担する。

引用:コトバンク

※主にネガティブな意味で使われます。

B男

その仕事は怪しいです!片棒を担ぐことになると思うよ。

類義語④一役買うの意味

一つの仕事を進んで引き受ける。一つの役目をになう。力をかす。手助けする。

引用:コトバンク

C子

彼の経験と専門知識が、プロジェクトの成功に一役買いました。

類義語⑤要素になるの意味

1.あるものごとを成り立たせている基本的な内容や条件。「危険な—を含む」「犯罪を構成する—」

2.物を分析したとき、その中に見出されるそれ以上簡単にならない成分。「色の三—」

3.法律行為または意思表示の内容において、その表意者に重要な意味をもつ部分。

4.数学で、集合をつくっている一つ一つのもの。元(げん)。

引用:weblio辞書

A子

店舗の売上を上げる為には、販売員のスキルが必要な要素になる。

一端を担うは英語で『partly responsible for

男

一端を担うは英語の『partly responsible for』で、表現することができます。

partly responsible forの意味

《be ~》~の責任の一端を担う

引用:英辞郎

一端を担うの対義語・反対語は『全体責任』

人々

一端を担うの対義語は、『全体責任』になります。

全体責任の意味

  1. 組織の全体を率いる責任。総責任。統括責任。「―者」
  2. 全体でになうべき責任。「増加する非行については社会の―として取り組むべき問題だ」
  3. ⇒連帯責任

引用:goo辞書

全体責任には

  • 組織の全体を率いる責任・総責任・統括責任
  • 全体で担うべき責任

などの意味があり、1人(総責任者)が全体責任を担う場合もあれば、関わった全ての人が連帯責任を取るなど、責任が生じた際に用いられます。

一部の責任を担う(一端を担う)反面、全責任を担う(全体責任)という対照的な意味があります。

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