「カルテット」という言葉には、「四重奏」という意味があるカタカナ語です。
4つの楽器による合奏などを表す時によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「カルテット」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
カルテットの意味は『四重奏』
カルテットの読み方は「かるてっと」です。
語源は数字の4を表すラテン語の「quattuor」です。
『カルテット』には
- 四重奏
- 四重唱
- 四重奏の楽団
などの意味があります。
「カルテット」の正しい使い方を例文で紹介!
「カルテット」は、4つの楽器による合奏などを表す時に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
明日は弦楽器のカルテットを鑑賞しに行く予定だ。
例文②
僕は昔、カルテットで演奏していた。
例文③
トリオはやったことあるが、カルテットはないので興味がある。
例文④
カルテットなら人数が少ないので指揮者はいらないね。
例文⑤
カルテットのメンバーと喧嘩したので練習が進まない。
【カルテットを使う時の注意点】
基本的にはバイオリン2つ、ビオラ1つ、チェロ1つで構成されたものを表しますが、4人組には使われることもあります。
「カルテット」の類義語・言い換え5選
『カルテット』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 四重奏
- トリオ
- 四重唱
- クインテット
- 三重奏
類義語①四重奏の意味
四つの独奏楽器による重奏。弦楽四重奏など。カルテット。
引用:weblio辞書
昨日の四重奏は素晴らしかったのでまた聴きたい。
類義語②トリオの意味
三重奏。三重唱。
引用:goo辞書
最近はトリオの演奏を観に行くのが好きだ。
類義語③四重唱の意味
四人の歌手による重唱。カルテット。
引用:weblio辞書
四重唱に興味があるので、今度見学してみよう。
類義語④クインテットの意味
五重奏。五重唱。また、五重奏曲・五重奏団。
引用:goo辞書
クインテットはトリオなどに比べると合わせるのが難しそうだ。
類義語⑤三重奏の意味
三つの独奏楽器による重奏。ピアノ・バイオリン・チェロによるピアノ三重奏など。トリオ。
引用:weblio辞書
高校時代の部活の仲間と三重奏をやることにした。
「カルテット」と「スクワッド」の違いは?
「カルテット」と「スクワッド」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「カルテット」には四重奏という意味がありますが、
それに対し「スクワッド」には、仲の良い少人数の集団という意味があります。
カルテットは4人と決まっていますが、スクワッドは主に10人前後を表しますが2~3人を表すこともあり、決まりがありません。
「カルテット」の対義語・反対語はない
カルテットの対義語は、ありません。