「喫緊の課題」という言葉には、「直ちに解決を求められる問題や課題」という意味があります。
ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「喫緊の課題」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「喫緊の課題」の意味は『直ちに解決を求められる問題や課題』
喫緊の課題の読み方は「きっきんのかだい」です。
語源は、急を要することを意味する「喫緊」と解決すべき問題という意味の「課題」が組み合わされた言葉です。
『喫緊の課題』には
- 直ちに解決を求められる問題や課題
などの意味があります。
「喫緊の課題」の正しい使い方を例文で紹介!
「喫緊の課題」は、直ちに解決を求められる問題や課題を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①

少子高齢化は、我が国にとって喫緊の課題です。
例文②

インターネット上でのセキュリティ対策は、喫緊の課題です。
例文③

今日の会議では、我が社の喫緊の課題を話し合いました。
例文④

近いうちに起こると言われている大地震に備えることが喫緊の課題です。
例文⑤

若者層に支持してもらうことが我々にとって喫緊の課題です。
【喫緊の課題を使う時の注意点】
「喫緊の課題」は、ビジネスシーンや政治についての話題で使われる言葉で、日常会話ではやや硬く大げさな印象になる言葉ですので、時と場合に応じて使いましょう。
「喫緊の課題」の類義語・言い換え3選
『喫緊の課題』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 一刻を争う課題
- 切迫した課題
- 差し迫った課題
類義語①一刻を争う課題の意味

若手の離職率の改善は、我が社にとって一刻を争う課題だ。
類義語②切迫した課題の意味

温暖化を止めることは、世界的に切迫した課題となっている。
類義語③差し迫った課題の意味

全国的な米不足は、我々日本人にとって差し迫った課題だ。

「喫緊」と「緊急」の違いは?
「喫緊」と「緊急」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「喫緊」には急を要することという意味がありますが、
それに対し「緊急」には、重大で即座に対応しなければならないことという意味があります。
「喫緊」は、重要度の高い物事ではあるけれど、すぐに対応しないと危険であるというほどではないことを意味しますが、「緊急」は、直ちに対応しなければ危険や悪影響がある物事について使われる言葉です。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。
「喫緊の課題」は英語で『A pressing issue』
喫緊の課題は英語の『A pressing issue』に言い換えることができます。
英語の『A pressing issue』には
- 喫緊の課題
という意味があります。
「喫緊の課題」の対義語・反対語は『不急の課題』
喫緊の課題の対義語は、『不急の課題』になります。
不急の課題には
- 急を要しない問題
などの意味があり、今すぐに解決しなくてもようような問題や仕事を表す際に用いられます。

社内システムのアップデートについては不急の課題ですが、今年度中には進めていきたいと思っています。
直ちに解決を求められる問題や課題という意味の「喫緊の課題」に対して、急を要しない問題という意味の「不急の課題」は、反対の意味の言葉として使うことができます。
