「吉報」という言葉には、「よい知らせ・喜ばしい通知」という意味があります。
日常会話やビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「吉報」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「吉報」の意味は『よい知らせ・喜ばしい通知』
吉報の読み方は「きっぽう」です。
- 「吉」はめでたい・運がよい
- 「報」は知らせ・通知
の2つが合わさってできた言葉です。
『吉報』には
- よい知らせ
- 喜ばしい通知
などの意味があります。
「吉報」の正しい使い方を例文で紹介!
「吉報」は、喜ばしい知らせという意味で使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
母校の甲子園出場という吉報を聞いて驚きました。
例文②
友人が結婚するという吉報が届いた。
例文③
友達に第一子が生まれたとの吉報が届きました。
例文④
妹の大学合格の吉報が届いてほっとした。
例文⑤
その吉報を聞いて彼らから歓声が上がった。
【吉報を使う時の注意点】
吉報という言葉は、喜ばしい・よい知らせという意味です。
うれしい吉報・喜ばしい吉報などという使い方は意味が二重になってしまうので好ましくないでしょう。
「吉報」の類義語・言い換え3選
『吉報』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 朗報
- 快報
- 福音
類義語①朗報の意味
明るいしらせ・うれしいしらせ。
引用:コトバンク
慢性的な疾患で悩んでいる人にとってこの新薬の開発は朗報だ。
類義語②快報の意味
よい知らせ・うれしい知らせ・吉報・朗報・「優勝の―に接する」
引用:goo辞書
この快報を一刻も早く友達に知らせたい。
類義語③福音の意味
孫の誕生は母にとって最高の福音だ。
「吉報」と「朗報」の違いは?
「吉報」と「朗報」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「吉報」にはよい知らせ・喜ばしい通知という意味がありますが、
それに対し「朗報」には、 明るいしらせ・うれしいしらせという意味があります。
どちらの言葉にもよい知らせという意味がありますが、「吉報」には結婚・出産・入学などのおめでたい知らせという意味があります。
対して「朗報」には気持ちを明るくさせ、これから先に希望を持てるような知らせという意味があります。
「吉報」は英語で『good news』
吉報は英語の『good news』に言い換えることができます。
英語の『good news』には
- よい知らせ
- 朗報・吉報
という意味があります。
「吉報」の対義語・反対語は『凶報』
吉報の対義語は、『凶報』になります。
凶報には
- 悪い知らせ
- 死去の知らせ
などの意味があり、悪い知らせ・死去の知らせの意味で用いられます。
凶報に接し彼女は何も言わずに涙を流した。
「吉報」は良い知らせ、「凶報」は悪い知らせのことで、まったく反対の意味を持ちます。