「狐の嫁入り」という言葉には、「天気雨の俗称」という意味があります。
日常生活ではあまり使われない言葉ですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「狐の嫁入り」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「狐の嫁入り」の意味は『天気雨の俗称』
狐の嫁入りの読み方は「きつねのよめいり」です。
語源は諸説ありますが、晴れているのに雨が降る不思議な現象を、昔の人が「狐が人に隠れて嫁入りをしている」と考えたことに由来するといわれています。
狐は人を化かす存在と信じられていたため、天気雨を神秘的な「狐の嫁入り」に例えたと言われています。
『狐の嫁入り』には
- 天気雨の俗称
- 無数の怪火が提灯行列のように連なるという怪異の俗称
などの意味があります。
「狐の嫁入り」の正しい使い方を例文で紹介!
「狐の嫁入り」は、天気雨を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子狐の嫁入りみたいな天気だ。
例文②
B男急に晴れたまま雨が降ってきた。まるで狐の嫁入りだね。
例文③
C子子どもの頃、狐の嫁入りを見ると不思議な気持ちになった。
例文④
B子山道で狐の嫁入りのような天気に遭遇した。
例文⑤
C男狐の嫁入りに出会うと、ちょっと嬉しい。
【狐の嫁入りを使う時の注意点】
「狐の嫁入り」は、現在では主に「天気雨」を表す言葉として使われます。
無数の怪火が提灯行列のように連なる怪異現象の俗称でもありましたが、こちらの意味で使われることはほとんどありません。
現代では不思議な天気や幻想的な雰囲気を表す言葉として使うのが一般的です。
「狐の嫁入り」の類義語・言い換え5選
『狐の嫁入り』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 天気雨
- 日照雨
- 通り雨
- 俄雨
- 小雨
類義語①天気雨の意味
日が照っているのに雨が降ること。狐(きつね)の嫁入り。日照り雨。
引用:Weblio辞書
B子散歩中に突然の天気雨に遭った。
類義語②日照雨の意味
日が照っているのに雨が降ること。また、その雨。天気雨。そばえ。狐(きつね)の嫁入り。
引用:Weblio辞書
A子山の天気は変わりやすく、日照雨も多い。
類義語③通り雨の意味
さっと降って、すぐやむ雨。
引用:Weblio辞書
B男通り雨のおかげで少し涼しくなった。
類義語④俄雨の意味
急に降りだしてまもなくやんでしまう雨。驟雨(しゅうう)。
引用:Weblio辞書
B子午後から俄雨が降る予報だ。
類義語⑤小雨の意味
少し降る雨。小降りの雨。また、細かい雨。
引用:Weblio辞書
C男朝から小雨が降り続いている。

「狐の嫁入り」は英語で『sunshower』
狐の嫁入りは英語の『sunshower』に言い換えることができます。
英語の『sunshower』には
- 天気雨
- 狐の嫁入り
- 日照り雨
などという意味があります。
「狐の嫁入り」の対義語・反対語は『快晴』
狐の嫁入りの対義語は、『快晴』になります。
快晴には
- 空が気持ちよく晴れ渡ること。たいへん天気がよいこと。
などの意味があり、空が気持ちよく晴れ渡ることを表す際に用いられます。
B男快晴の空の下で運動会が行われた。
天気雨を表す「狐の嫁入り」に対して、空が気持ちよく晴れ渡ることという意味の「快晴」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


