「込み入った話」という言葉には、「物事が複雑に絡み合っている話」という意味があります。
ビジネスシーンなどでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「込み入った話」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「込み入った話」の意味は『物事が複雑に絡み合っている話』
込み入った話の読み方は「こみいったはなし」です。
語源は、物事が複雑に絡み合っている様子を意味する「込み入った」と、会話を意味する「話」が組み合わされた言葉です。
『込み入った話』には
- 物事が複雑に絡み合っている話
などの意味があります。
「込み入った話」の正しい使い方を例文で紹介!
「込み入った話」は、一言で説明できない様な難しい話や複雑でややこしい話をする際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
込み入った話になりますので、奥のお部屋へどうぞ。
例文②
今日の商談は、込み入った話になるだろう。
例文③
上司に込み入った話をするのは緊張する。
例文④
込み入った話がありまして…。少々お時間いただけませんでしょうか?
例文⑤
わざわざ休日に電話をかけてきて、込み入った話をしないでほしい。
【込み入った話を使う時の注意点】
「込み入った話」は、話の内容自体が難しいというパターンと、個人的な内容で話にくい内容であるパターンがありますので、覚えておきましょう。
「込み入った話」の類義語・言い換え2選
『込み入った話』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- ややこしい話
- 複雑な話
類義語①ややこしい話の意味
複雑である。こみいってわずらわしい。
引用:goo辞書
ややこしい話なので、帰ってからきちんと説明するね。
類義語②複雑な話の意味
今日の議題は複雑な話で、意味が半分も分からなかった。
「込み入った話」は英語で『complicated story』
込み入った話は英語の『complicated story』に言い換えることができます。
英語の『complicated story』には
- 複雑な話
- ややこしい話
- 込み入った話
という意味があります。
「込み入った話」の対義語・反対語は『簡単な話』
込み入った話の対義語は、『簡単な話』になります。
簡単な話には
- 内容が単純である話
などの意味があり、話の内容が単純明快であることを表す際に用いられます。
この案件は、そんなに簡単な話ではないんだよ。
物事が複雑に絡み合っている話という意味の「込み入った話」に対して、内容が単純である話という意味の「簡単な話」は、反対の意味の言葉として使うことができます。