「狡兎死して走狗烹らる」という言葉には、「役に立たなくなった人が、用済みとして切り捨てられるたとえ」という意味があります。
日常生活ではあまり使われない言葉ですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「狡兎死して走狗烹らる」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「狡兎死して走狗烹らる」の意味は『役に立たなくなった人が、用済みとして切り捨てられるたとえ』

【狡兎死して走狗烹らるの意味】
すばしっこい兎がいなくなることで、獲物を失った優秀な猟犬は不要となり、煮て食われてしまうということ。転じて、重用されていた部下も能力を発揮できる場や対象がなくなると無価値と見なされるという意味で用いられる。
引用: Weblio辞書
狡兎死して走狗烹らるの読み方は「こうとししてそうくにらる」です。
語源は、中国の歴史書『史記』に記されている故事に由来します。
賢い兎を捕らえ終えると、役目を終えた猟犬は煮て食べられてしまう、というたとえから、利用価値がなくなった者は切り捨てられるという意味で使われるようになりました。
『狡兎死して走狗烹らる』には
- 重用されていた部下も能力を発揮できる場や対象がなくなると無価値と見なされること
などの意味があります。
「狡兎死して走狗烹らる」の正しい使い方を例文で紹介!

「狡兎死して走狗烹らる」は、役に立たなくなった人が、用済みとして切り捨てられるたとえとして使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子成功後に切られ、狡兎死して走狗烹らるを実感した。
例文②
B男利用されただけで終わり、狡兎死して走狗烹らるだった。
例文③
C子彼の扱いはまさに狡兎死して走狗烹らるだ。
例文④
B子成果を出しても安心できないよ。
狡兎死して走狗烹らるということもあるからね。
例文⑤
C男歴史を見ても狡兎死して走狗烹らる例は多い。
【狡兎死して走狗烹らるを使う時の注意点】
「狡兎死して走狗烹らる」は、役目を終えた者が切り捨てられることを意味する故事成語です。
日常会話ではあまり使われることがありませんが、文章や評論的な場面で使われることが多い表現です。
「狡兎死して走狗烹らる」の類義語・言い換え3選

『狡兎死して走狗烹らる』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 用済み
- 切り捨て
- 使い捨て
類義語①用済みの意味
用の済んだこと。用を果たし終わること。いらなくなること。
引用:Weblio辞書
B子役割を終えた途端に用済みのような扱いを受けた。
類義語②切り捨ての意味
不要なものとしてかえりみないこと。
引用:Weblio辞書
A子会社は業績悪化を理由に、一部の事業を切り捨てる決断をした。
類義語③使い捨ての意味
使ったあと、修理・補給などをしないで捨ててしまうこと。また、そのように作られたもの。
引用:Weblio辞書
B男人を使い捨てにするような働かせ方に怒りを感じる。

「狡兎死して走狗烹らる」は英語で『business settled』

狡兎死して走狗烹らるは英語の『business settled』に言い換えることができます。
英語の『business settled』には
- 用済み
という意味があります。
「狡兎死して走狗烹らる」の対義語・反対語はありません

狡兎死して走狗烹らるの対義語は、ありません。


