玄人の意味とは?正しい使い方・例文を超簡単に解説!類義語・対義語は?

女性

「玄人」という言葉には、「技芸などに熟達した人」という意味があります。

日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「玄人」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

玄人の意味は『技芸などに熟達した人』

man

【玄人の意味】

技芸などに熟達した人。ある一つの事を職業、専門としている人。専門家。くろと。

引用:goo辞書

玄人の読み方は「くろうと」です。

明確な語源や由来はありませんが、「玄」と「人」のそれぞれの意味は、

  • 「玄」は、奥深い
  • 「人」は、人間

この2つが合わさってできた言葉です。

『玄人』には

  • 技芸などに熟達した人
  • ある一つの事を職業、専門としている人
  • 専門家
  • くろと

などの意味があります。

玄人の正しい使い方を例文で紹介!

woman

玄人」は、技芸などに熟達した人を表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

彼はウクレレの玄人です。

例文②

B男

玄人の意見はいつも参考になる。

例文③

C子

玄人が撮った写真は一味違う。

例文④

B子

開始数分で、玄人プレイヤーだとわかる。

例文⑤

C男

この監督は、かなりの玄人だ。

玄人を使う時の注意点】

「玄人」は、ある分野において高い技術を持っている人を表す言葉です。

しかし、隠語として「ホステスや芸者などの水商売の女性」を表す場合もありますので気をつけましょう。

玄人類義語・言い換え4選

woman

玄人』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 専門家
  2. 手練
  3. エキスパート
  4. プロフェッショナル

類義語①専門家の意味

ある特定の学問・事柄を専門に研究・担当して、それに精通している人。エキスパート。

引用:goo辞書

B子

専門家の意見を聞く。

類義語②手練の意味

技芸・武芸などに熟達していること。腕きき。

引用:goo辞書

A子

彼の素振りを見ると、相当の手練だろう。

類義語③エキスパートの意味

ある分野に経験を積んで、高度の技術をもっている人。専門家。熟練者。

引用:goo辞書

B子

彼は国語教育のエキスパートだ。

類義語④プロフェッショナルの意味

専門家。本職。プロ。

引用:goo辞書

C男

部長は、整備のプロフェッショナルだ。

手練れの意味

玄人「達人」の違いは?

PC

「玄人」と「達人」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

玄人」には技芸などに熟達した人という意味がありますが、

それに対し「達人」には、技芸・学問の奥義に達している人という意味があります。

「玄人」は、職業としての専門家という意味合いが強く、「達人」は職業であるかどうかに限らず、技術やスキルが高い人を表します。

どちらも高いスキルや専門知識を持つ人を指す言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。

玄人は英語で『professional

people

玄人は英語の『professional』に言い換えることができます。

professionalの意味

(知的)職業の、職業上の、専門職にふさわしい、(知的)職業に従事する、専門職の、専門家としての、専門的な、プロ(級)の、くろうとの、本職の

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『professional』には

  • 職業上の
  • 専門職にふさわしい
  • プロ(級)の
  • くろうとの
  • 本職の

という意味があります。

「玄人」の対義語・反対語は『素人

man

玄人の対義語は、『素人』になります。

素人の意味

その事に経験が浅く、未熟な人。その道で必要な技能や知識をもっていない人。また、その事を職業・専門としていない人。

引用:goo辞書

素人には

  • その事に経験が浅く、未熟な人
  • その道で必要な技能や知識をもっていない人
  • その事を職業・専門としていない人

などの意味があり、その物事に対して経験が浅く未熟な人や専門的な技能・知識をもっていない人を表す際に用いられます。

B男

僕はこの業界では全くの素人です。

技芸などに熟達した人という意味の「玄人」に対して、その物事に対して経験が浅く未熟な人や専門的な技能・知識をもっていない人という意味の「素人」は、反対の意味の言葉として使うことができます。

ビギナーの意味

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