「能動的」という言葉には、「自らが考えて物事に取り組む」という意味があります。
自分から進んで行動することを表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「能動的」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「能動的」の意味は『自らが考えて物事に取り組む』

能動的の読み方は「のうどうてき」です。
語源は、自分から進んで働きかけたり行動したりすることを意味する「能動」と『〜のような性質をもつ」という意味の「的」が組み合わされた言葉です。
『能動的』には
- 自らが考えて物事に取り組む
などの意味があります。
「能動的」の正しい使い方を例文で紹介!

「能動的」は、自らが考えて物事に取り組むことを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子彼は能動的に仕事へ取り組んでいる。
例文②
B男能動的な姿勢が評価された。
例文③
C子子どもたちには能動的に学んでほしい。
例文④
B子能動的な人は成長する機会が多い。
例文⑤
C男能動的に情報を集めることが大切だ。
【能動的を使う時の注意点】
「能動的」は、単に行動量が多いことではなく、自分の意思で進んで行動することを表します。
基本的には「能動的」は良い意味で使われることが多い言葉で、自分勝手な行動や周囲への配慮を欠いた行動を指して使うのは適切ではありません。
「能動的」の類義語・言い換え5選

『能動的』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 積極的
- 主体的
- 自主的
- 自発的
- 前向き
類義語①積極的の意味
物事を進んでするさま。
引用:Weblio辞書
B子分からないことは積極的に質問しよう。
類義語②主体的の意味
自分の意志や判断に基づいて物事を選択し、行動する姿勢を指す。
引用:Weblio辞書
A子主体的な学習態度が身についている。
類義語③自主的の意味
他からの指図や干渉によらずに、なすべきことを自分の意思に基づいて行うさま。
引用:Weblio辞書
B男子どもたちは自主的に読書を始めた。
類義語④自発的の意味
物事を自分から進んで行うさま。
引用:Weblio辞書
B子自発的に挨拶する児童が増えてきた。
類義語⑤前向きの意味
物事に対する姿勢が積極的、建設的であること。
引用:Weblio辞書
C男彼女は前向きな姿勢で仕事に取り組んでいる。

「能動的」と「受動的」の違いは?

「能動的」と「受動的」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「能動的」には、自らが考えて物事に取り組むという意味がありますが、
それに対し「受動的」には、自分からは働きかけず、他者からの指示や働きかけを受けて行動するという意味があります。
「能動的」は自らの意思で考え、進んで行動することを表すのに対し、「受動的」は他者からの指示や働きかけを受けて行動することを表すため、対義語として使われます。
「能動的」は英語で『active』

能動的は英語の『active』に言い換えることができます。
英語の『active』には
- 活動的な
- 積極的な
- 活気のある
などという意味があります。
「能動的」の対義語・反対語は『受動的』

能動的の対義語は、『受動的』になります。
受動的には
- 他から動作・作用を及ぼされるさま
- 自分の意志からでなく、他に動かされてするさま
などの意味があり、他から動作・作用を及ぼされるさまを表す際に用いられます。
B男彼は会議で自分から発言せず、受動的な態度に終始していた。
自らが考えて物事に取り組むという意味の「能動的」に対して、自分の意志からでなく、他に動かされてするさまを表す「受動的」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


