「真摯な姿勢」という言葉には、「誠実で熱心な態度や行動のこと」という意味があります。
ビジネスシーンや改まった場所でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「真摯な姿勢」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
真摯な姿勢の意味は『誠実で熱心な態度や行動のこと』
真摯な姿勢の読み方は「しんしなしせい」です。
語源は本当・嘘のないことを指す「真」、つかむ・とらえる・真面目なことを指す「摯」が合わさり「真摯」、からだのかまえ・格好・体つきを指す「姿」、力や動きの方向・エネルギー・状況を指す「勢」が合わさり「姿勢」という言葉ができました。
『真摯な姿勢』には
- 誠実な心を持ち、真面目でひたむきに取り組む態度
- 誠実で熱心な態度や行動のこと
などの意味があります。
「真摯な姿勢」の正しい使い方を例文で紹介!
「真摯な姿勢」は、物事や相手に対して嘘偽りのない誠実な心を持ち、真面目でひたむきに取り組む態度を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子お客様のご意見に対して、真摯な姿勢で向き合います。
例文②
B男先輩の指摘を真摯な姿勢で聞き入れ、今後に生かしていきたいです。
例文③
C子これからも彼の悩みに真摯な姿勢で耳を傾けていきます。
例文④
B子生徒の学びたい気持ちに真摯な姿勢で取り組みクラスの成績を上げていきたいです。
例文⑤
C男お客様の貴重なご意見を真摯な姿勢で受け止め、サービス向上に努めます。
【真摯な姿勢を使う時の注意点】
「真摯な姿勢」は誠実で熱心な態度や行動のことを指し、ビジネスシーンやメール、謝罪の場面でよく使われている言葉です。
相手の態度を「真摯な姿勢ですね」と評価するような使い方は上から目線になる可能性があるため、目上の人に対して使うのは注意が必要です。
「真摯な姿勢」の類義語・言い換え4選
『真摯な姿勢』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 誠実な態度
- 真剣な取り組み
- 熱心な姿勢
- 真摯に向き合う
類義語①誠実な態度の意味
態度の意味
- 物事に対したときに感じたり考えたりしたことが、言葉・表情・動作などに現れたもの。
- 事に臨むときの構え方。その立場などに基づく心構えや身構え。
- 心理学で、ある特定の対象または状況に対する行動の準備状態。また、ある対象に対する感情的傾向。
引用:コトバンク
B子彼はいつでも誠実な態度なので、信頼しています。
類義語②真剣な取り組みの意味
A子ご指摘いただいた問題に対し、全社を挙げて真剣な取り組みを行っています
類義語③熱心な姿勢の意味
B男今回は相手の熱心な姿勢に完敗しました。
類義語④真摯に向き合うの意味
B子社員たちの意見に真摯に向き合い、より良い職場環境を作りたいです。

「真摯」と「紳士」の違いは?
「真摯」と「紳士」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「真摯」にはまじめで熱心なことという意味がありますが、
それに対し「紳士」には、紳士とは礼儀正しい立派な人という意味があります。
どちらも読み方が同じですが、「真摯」は、真面目で熱心なことを指し、一生懸命に物事に取り組む様子を表します。
一方で、「紳士」は社会的地位のある人や、礼儀正しく教養の高い立派な男性を指しています。
また、「真摯」は人の態度や姿勢を表し、「紳士」はどのような人かを表現する言葉という違いです。
「真摯な姿勢」は英語で『sincerely』
真摯な姿勢は英語の『sincerely』に言い換えることができます。
英語の『sincerely』には
- 心から
- 本当に
という意味があります。
「真摯な姿勢」の対義語・反対語は『不誠実』
真摯な姿勢の対義語は、『不誠実』になります。
不誠実には
- 誠実でないこと
などの意味があり、誠実でないことを表すときに用いられます。
B男彼は仕事んい関して不誠実過ぎて信用できません。
「真摯な姿勢」は物事に対して真面目で、誠実、かつひたむきに取り組む態度のことを指し、「不誠実」は誠実でないことを指しています。


