「本領発揮」という言葉には、「自分の持っている能力や持ち味などを、存分に出すこと」という意味があります。
日常会話でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「本領発揮」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
本領発揮の意味は『自分の持っている能力や持ち味などを、存分に出すこと』
本領発揮の読み方は「ほんりょうはっき」です。
「本領」の元々の意味は、先祖伝来から代々所有している領地を指す言葉でした。
そこから転じて、その人が元々備えているすぐれた才能や特質という意味で使われるようになりました。
そこにもっている能力や特性などを十分に働かせるという意味の「発揮」が組み合わさることで、自分の持っている能力や持ち味などを存分に出すことという意味で使われます。
『本領発揮』には
- その人の備えているすぐれた才能や特質を十分に働かせること
などの意味があります。
「本領発揮」の正しい使い方を例文で紹介!
「本領発揮」は、日常会話で使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子勉強は苦手だけど足が速かったので、運動会で本領発揮するタイプの子どもでした。
例文②
B男緊張で本領発揮できなくて、試験の結果は散々だった。
例文③
C子数字を扱う仕事は得意なので、データ分析などは本領発揮できます。
例文④
B子受験生の息子が本領発揮できるように、できる限りのサポートをしています。
例文⑤
C男取引先との交渉に難航しているから、ここは営業の得意な彼に本領発揮してもらおう。
【本領発揮を使う時の注意点】
「本領発揮」とひとつの単語として使うことができますが、「本領を発揮する」のように、言葉を分けて使うこともあります。
「本領発揮」の類義語・言い換え3選
『本領発揮』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 面目躍如
- 真価
- 腕を振るう
類義語①面目躍如の意味
その人本来の姿が生き生きと現れているさま。
引用:コトバンク
B子エースは面目躍如の活躍によって、チームを優勝に導いた。
類義語②真価の意味
本当の値うち。物や人のもつ真の価値や能力。
引用:コトバンク
A子彼女は観客を前にすると真価を発揮する女優だ。
類義語③腕を振るうの意味
自分の腕前・技能を存分に人に見せる。
引用:コトバンク
B男先輩は休日に同僚を招いて、自慢の料理に腕を振るっているらしい。

「本領発揮」と「真骨頂」の違いは?
「本領発揮」と「真骨頂」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「本領発揮」には自分の持っている能力や持ち味などを、存分に出すことという意味がありますが、
それに対し「真骨頂」には、そのものが本来もっている姿という意味があります。
どちらも本来の姿や能力を十分に出すことを表す言葉ですが、「本領発揮」は能力が発揮されるプロセスや行為に焦点を置いているのに対し、「真骨頂」は本来の姿が現れている状態そのものに注目しているという違いがあります。
「本領発揮」は英語で『show one's true ability』
本領発揮は英語の『show one's true ability』に言い換えることができます。
英語の『show one's true ability』には
- 本領発揮
という意味があります。
「本領発揮」の対義語・反対語はありません
本領発揮の対義語は、ありません。


