「ライセンス」の意味とは?ITやビジネス・アパレルでの使い方を例文で分かりやすく!

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IT業界などでよく使われている『ライセンス』には、『免許』『許可』『認可』という意味があります。

情報技術が発展し、社会のデジタル化が進む中で、IT用語に関する知識が求められる仕事も増えています。

言葉の意味を理解することで、自分自身のスキルアップや自己成長にも繋がるでしょう。

この記事では『ライセンス』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。

目次

ライセンスの意味は6パターン

ライセンス の意味

  1. 〔正式な〕認可、許諾、免許
  2. 〔正式な〕許可証、免許状
  3. 〔常軌を逸脱して行使できる〕機会、手段
    ・The third-generation cell-phone [cellular (tele)phone, mobile(-phone)] was once viewed by the industry as a license to print money. : かつて業界では第3世代携帯電話は無限の利益をもたらす魔法の道具と見なされていた。
  4. 〔うそをつくことを正当化する〕道具、立場、政策
    ・Anonymity on the Internet has become a license to lie. : インターネット上の匿名性はうそをつくための便利な道具となってしまった。
  5. 〔言動の過度の〕自由、気まま
  6. 〔文学などの〕破格

引用:英辞郎

ライセンスは英語で『license』と表記され

・(正式な)許可、許諾

・免許状

・許可証

・機会、手段

・(言動や行動が)自由や気まま

・破格、型破り

などの意味があります。

カタカナ語のライセンスは『license』が語源となっており、各分野ごとに少しずつ違う使われ方をしていますので、詳しく見ていきましょう。

IT業界でのライセンスの意味は使用権の許諾

IT業界で使われるライセンスには、使用許諾や認可という意味があります。

ライセンスの意味①『著作権者が使用者に与える許可』

ライセンスとは、著作物に関して著作権者が使用者に与える使用権の許諾のことである。

ソフトウェアの分野においては、主に、著作権者であるメーカー側がユーザーに対して、ソフトウェアの利用を許可することを指す語として用いられる。このライセンスの内容は、ユーザーとソフトウェアメーカーの間で結ばれた、ソフトウェア使用許諾契約によって定められる。

引用:IT用語辞典バイナリ

『ライセンス』には

・(開発者の)ソフトウェアなどを利用するにあたって、ユーザーに許可をあたえる

などの意味があります。

B男

ソフトウェアを開発したら、ライセンスは必須。

ソフトウェアの著作権者が、利用したい第三者に使用許諾する契約を「ソフトウェアライセンス契約」といいます。

ライセンスの各業界ごとの意味

『ライセンス』は、アパレル業界や製造業などでもよく聞く言葉です。

各業界での意味をしっかりと理解し、シーンに合わせて使い分けていきましょう。

アパレル業界『ライセンスブランド』

そもそもライセンス(英:licensee)とは「免許、認可、特許」の意で、アパレル業界においては、他企業・ブランドが持つ商標やデザイン、製品、技術の使用・生産・販売に関する権利の使用許諾を指します。

ライセンスを提供する企業・ブランドをライセンサー(英:licensor)、ライセンスを取得した企業・ブランドをライセンシー(英:licensee)と言い、ライセンシーがライセンスを用いて展開するブランドをライセンスブランドと呼びます。ライセンシーは、ライセンサーに対してロイヤリティ(使用料)を支払うことで国内でのライセンスブランドの生産・販売を行い、業界内では、海外有名ブランドとライセンス契約を締結する企業が多数存在します。

引用:READY TO FASHION MAG

アパレル業界では、『デザイン・技術の使用・生産・販売権利の使用許諾』という意味で使われています。

B子

好きで着ている洋服、海外のライセンスブランド商品です。

製造業界『ライセンス生産』

〘名〙 (licenced production の訳語) 高い技術を持ったメーカーから正式に技術供与を受けて、本来のメーカーの製品と同じ規格・仕様のものを生産すること。

引用:コトバンク

製造業界では、ライセンス契約を結んだ企業が、メーカーと同じ技術の物を生産する』という意味で使われています。

B男

ライセンス生産は医薬品や航空業界でよくあるんだね。

ビジネス業界『クロスライセンス』

クロスライセンスとは、複数の企業など集まり、それぞれの所有する知的財産権の使用を互いに許諾し合うこと。また、そのような契約や合意。許諾の範囲に含まれる知的財産の実施・利用については互いに対価を請求しないとすることが多い。

引用:IT用語辞典e-words

ビジネス業界では、『お互いの知的財産権を許諾し合うという意味で使われています。

・特許権や商標権、著作権でも使われます。

車業界『モータースポーツライセンス

JAFが発給しているさまざまな「モータースポーツライセンス」についてご説明します。
ライセンスはまず、「四輪自動車競技」用のライセンスと、「カート競技」用のライセンスとに大別されます。
次にこれらのライセンスをそれぞれ「参加者(エントラント)ライセンス」、「運転者(ドライバー)ライセンス」、および「審判員(オフィシャル)ライセンス」というように、競技会への関わり方によって、3つに区分しています。

引用:JAFモータースポーツ

車業界では、『レースなどのモータースポーツに参加するために必要なライセンス』という意味で使われています。

A子

国内Aライセンスを取得しようかと思っている。

ライセンスの類義語2選

『ライセンス』の類義語は2つあります。

①パーミッション

②オーソライゼーション

類義語①パーミッションの意味

パーミッションとは、許諾という意味の英単語で、UNIX系OSではファイルシステム上でファイルやディレクトリなどに設定されるユーザーやユーザーグループごとのアクセス許諾(アクセス権)を指す。

引用:IT用語辞典e-words

類義語②オーソライゼーションの意味

認可とは、ある行為などをしても良いと認めること。一般には行政が行う法律手続きを指すことが多いが、IT分野ではコンピュータシステムの利用者に特定の操作権限を付与する処理や手続きを指すことが多い。

システムを利用しようとする者が誰なのかを調べ、事前に登録した利用者本人であることを確かめる手続きを「認証」(authentication)という。一方、特定の利用者や特定の条件を満たす状況下でデータへのアクセス権限やシステムの操作権限を与える(権限外の利用を拒否する)ことを「認可」(authorization)という。

引用:IT用語辞典e-words

ライセンスの関連用語9選

『ライセンス』を使った関連用語は9つあります。

①ライセンスサーバー

②ライセンスフリー

③オープンライセンス

④ボリュームライセンス

⑤拡張ライセンス

⑥BSDライセンス

⑦コーポレートライセンス

⑧マルチライセンス

⑨サイトライセンス

関連用語①ライセンスサーバーの意味

ライセンスサーバーとは、特定のアプリケーションソフトについて、使用権(ライセンス)に応じた使用を監視するサーバーのことである。

ネットワークを通じてアプリケーションソフトが同時に使用される本数を調べ、利用を許諾されたライセンス数以上にソフトを実行させないようにする。

引用:IT用語辞典バイナリ

関連用語②ライセンスフリーの意味

ライセンスフリーとは、ソフトウェアなどについて、その著作権者が第三者の自由な再利用を許諾したもののことである。

ライセンスフリーも、使用権であるライセンス契約の1形態であるといえるが、ライセンスフリーであるソフトウェアについては何らの使用許諾を得ることなく使用することができる。

引用:IT用語辞典バイナリ

関連用語③オープンライセンスの意味

オープンライセンスとは、Microsoftが提供しているボリュームライセンス(ソフトウェアのライセンス販売方式)のうち、ライセンスを少数から数個単位で購入できる方式のことである。

オープンライセンスは、主にSOHOや小規模事業所を購入対象としている。3ライセンス以上の購入から適用可能で、ライセンスの追加は1ライセンス単位で割引が適用できる。ソフトウェアの使用権のみ購入するため、パッケージソフトウェアを購入するよりも低コストで導入できる。

引用:IT用語辞典バイナリ

関連用語④ボリュームライセンスの意味

ボリュームライセンスとは、1つのソフトウェア製品に複数の利用権(ライセンス)をまとめて、割引価格で提供する販売形態のことである。

通常のパッケージ販売では、多くの場合、購入した製品1本につき1台のパソコンにのみインストールできるといった内容のライセンス契約が結ばれる。これに対して、ボリュームライセンスでは1枚のCD-ROMにシリアルナンバーなどの認証方式を多数付与し、数十台、数百台のパソコンにソフトウェアをインストールできるような契約内容になっている。1ライセンス当たりの料金は通常のパッケージ販売に比べて安くなるのが普通である。必要に応じてライセンスを追加することが可能である場合も多い。

引用:IT用語辞典バイナリ

関連用語⑤拡張ライセンスの意味

拡張ライセンスとは、ストックフォトをはじめとするメディア素材提供サービスが、通常のライセンスが対応しない利用方法について別途設けているライセンスのことである。

引用:IT用語辞典バイナリ

関連用語⑥BSDライセンスの意味

BSDライセンスとは、オープンソースソフトウェアを開発・配布する際によく用いられる、利用条件などを定めた利用許諾契約書(ライセンス)の一つ。

何度か改訂されているが、最新の版(修正BSDライセンス、3条項BSDライセンスとも呼ばれる)では、開発者・配布者がいかなる保証も提供しないこと、損害が生じても責任を負わないこと、再頒布時に著作権表示とライセンス表示を含めること、派生物の宣伝に開発者や配布者の名前を無断で使ってはならないことを定めている。

引用:IT用語辞典e-words

関連用語⑦コーポレートライセンスの意味

企業などの法人で同じソフトウェアを大量に一括購入する際に提供される、特別に割引されたソフトウェアライセンス(使用権)をコーポレートライセンスという。

数百台や数千台のコンピュータに同じソフトウェアを導入する場合、ソフトウェアパッケージを台数分購入するのは非効率で無駄なため、パッケージ自体はインストール作業に必要な分だけ用意してもらい、シリアル番号などの使用権(ライセンス)のみを必要数購入するという方式である。必要のないパッケージの原価の分と、まとめ買いによる割引(ボリュームディスカウント)の分だけ、通常の価格より安くなる。

引用:IT用語辞典e-words

関連用語⑧マルチライセンスの意味

マルチライセンスとは、ソフトウェアを複数の異なる利用許諾条件(ライセンス)に基いて配布あるいは販売すること。よく見られる2つの場合を特に「デュアルライセンス」(dual-licensing)という。

引用:IT用語辞典e-words

関連用語⑨サイトライセンスの意味

サイトライセンスとは、企業や公的機関などが商用ソフトウェアを一括購入して従業員に利用させる場合に適用される利用許諾契約(ライセンス)のこと。

多くのソフトウェアメーカーでは、法人などが一括購入する場合に、使用者数や台数などに応じて割引価格や固定金額などを適用する特別な販売方式を導入している。個人向けのパッケージ版を店頭で購入するよりも割安であることが多く、規模や契約方式によっては専用のサポート窓口や担当者などが配置される場合もある。

引用:IT用語辞典e-words

ライセンスの対義語・反対語はない

ライセンスの対義語は、日本語・英語ともにありません。

その為、対義で使いたい場合には反対の意味に言い換えるしかないようです。

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