「資材」という言葉には、「物を作るための材料」という意味があります。
ものづくりの際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「資材」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「資材」の意味は『物を作るための材料』
資材の読み方は「しざい」です。
- 「資」は生活の材料・もとで・財産・もと・たね
- 「材」は建築や製作の原料となる木・また一般に、原料となる物質・役に立つべきもの
の2つが合わさってできた言葉です。
『資材』には
- 物を作るための材料
- 材料としての物質
などの意味があります。
「資材」の正しい使い方を例文で紹介!
「資材」は、ものづくりの際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
建築資材は十分に足りてます。
例文②
包装資材を使って丁寧に梱包してください。
例文③
より良い資材を低コストで手に入れるにはどうしたらいいですか。
【資材を使う時の注意点】
物資、資源など似たような言葉が多くありますが、「資源」や「物資」よりも、限定されるものを表わすことが多いです。
材料として、ある程度加工されたものを指しています。
「資材」の類義語・言い換え2選
『資材』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 資源
- 物資
類義語①資源の意味
自然から得る原材料で、産業のもととなる有用物。土地・水・埋蔵鉱物・森林・水産生物など。天然資源。
引用:goo辞書
限りある資源を大切に。
類義語②物資の意味
人間の生活や活動のために必要な品物・資材。また、資源。
引用:goo辞書
物資の供給が滞りなく進んでいます。
「資材」と「部材」の違いは?
「資材」と「部材」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「資材」には物を作るための材料という意味がありますが、
それに対し「部材」には、構造物を組み立てている部分品という意味があります。
資材は材料全般に対して言う言葉で建築で例えるならば家を作る材料全般に対して使われます。
部材はそれらを構築するための部品として使われることが多いです。
例えるならば家のドアや窓などが相当します。
「資材」は英語で『material』
資材は英語の『material』に言い換えることができます。
英語の『material』には
- 素材・生地・服地
- 資料・題材・ネタ
という意味があります。
「資材」の対義語・反対語はありません
資材の対義語は、ありません。