刃傷沙汰の意味とは?正しい使い方・例文・由来を解説!言い換えまとめ!

人

「刃傷沙汰」という言葉には、「刃物で人を切りつけて負傷させるなどの事柄を含む出来事」という意味があります。

事件を表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「刃傷沙汰」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

刃傷沙汰の意味は『刃物で人を切りつけて負傷させるなどの事柄を含む出来事』

警察

【刃傷沙汰の意味】

刃物で人を切りつけて負傷させるなどの事柄を含む出来事を指す語。

引用:Weblio辞書

刃傷沙汰の読み方は「にんじょうざた」です。

語源は、刀や刃物で人を傷つけることを意味する「刃傷」と、事件を意味する「沙汰」が組み合わされた言葉です。

『刃傷沙汰』には

  • 刃物で人を切りつけて負傷させるなどの事柄を含む出来事

などの意味があります。

刃傷沙汰の正しい使い方を例文で紹介!

警察

刃傷沙汰」は、刃物で人を切りつけて負傷させるなどの事柄を含む出来事を表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

口論が発展し、刃傷沙汰になってしまった。

例文②

B男

九州の方で、刃傷沙汰が起きたとニュースが報じていた。

例文③

C子

刃傷沙汰を起こしたとして、男が逮捕された。

例文④

B子

夜の繁華街で刃傷沙汰が起きたらしい。

例文⑤

C男

彼女との些細な争いから刃傷沙汰に発展してしまった。

刃傷沙汰を使う時の注意点】

刃傷沙汰は、刃物を使って人を傷つけるような重大で物騒な事件を指す言葉です。

日常の軽い喧嘩やトラブルには使えず、実際に危険性の高い事態に限って用いるのが適切です。

刃傷沙汰類義語・言い換え4

警察

刃傷沙汰』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 傷害事件
  2. 流血沙汰
  3. 暴力事件
  4. 殺傷事件

類義語①傷害事件の意味

暴行をはたらくなどして相手の身体を害する事件。加害者は傷害罪に問われる。

引用:Weblio辞書

B子

口論が原因で傷害事件に発展した。

類義語②流血沙汰の意味

流血の意味

血を流すこと。また、流れ出る血。

引用:Weblio辞書

沙汰の意味

問題となるような事件。その是非が問われるような行為。

引用:Weblio辞書

A子

昨日家の近くで流血沙汰が起きたらしい。

類義語③暴力事件の意味

暴力をはたらいたことで騒ぎとなった出来事や、暴行・傷害などの疑いで起訴された出来事などを指す語。

引用:Weblio辞書

B男

僕が高校の時は、しばしば校内で暴力事件が起きていた。

類義語④殺傷事件の意味

殺傷の意味

殺したり傷つけたりすること。

引用:Weblio辞書

事件の意味

世間が話題にするような出来事。問題となる出来事。

引用:Weblio辞書

B子

警察は殺傷事件として捜査を進めている。

物騒の意味

刃傷沙汰は英語で『bloodshed

警察

刃傷沙汰は英語の『bloodshed』に言い換えることができます。

bloodshedの意味

流血(の惨事)、殺害、虐殺

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『bloodshed』には

  • 流血(の惨事)
  • 殺害
  • 虐殺

という意味があります。

「刃傷沙汰」の対義語・反対語はありません

警察

刃傷沙汰の対義語は、ありません

拐かす(かどわかす)の意味

目次