二の足を踏むの意味とは?正しい使い方・例文を簡単に解説!言い換えは?

女性

「二の足を踏む」という言葉には、「思い切れずに迷う」という意味があります。

何かにためらっていることを表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「二の足を踏む」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

二の足を踏むの意味は『思い切れずに迷う』

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【二の足を踏むの意味】

一歩目は進みながら、二歩目はためらって足踏みする。思い切れずに迷う。ためらう。しりごみする。

引用:goo辞書

二の足を踏むの読み方は「にのあしをふむ」です。

一歩目は進むことができるけれど、二歩目はためらってしまい足踏みしてしまう様子が語源となっています。

『二の足を踏む』には

  • 一歩目は進みながら、二歩目はためらって足踏みする
  • 思い切れずに迷う
  • ためらう
  • しりごみする

などの意味があります。

二の足を踏むの正しい使い方を例文で紹介!

女性

二の足を踏む」は、何かをためらってしまうことを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

寒いので、娘と公園に行くのに二の足を踏んでしまう。

例文②

B男

彼女と結婚するかどうか、二の足を踏んでいます。

例文③

C子

しばらく二の足を踏んでいたが、ついにマンションを購入することにしました。

例文④

B子

転職するかどうか、二の足を踏んでいます。

例文⑤

C男

二の足を踏むくらいなら、断ったほうがいい。

二の足を踏むを使う時の注意点】

似ている言葉に「二の舞を演じる」という言葉があります。

「二の舞を演じる」とは、誰かの間違いや失敗を繰り返してしまうことを意味しており、全く意味が異なる言葉です。

「二の舞を踏む」と誤用しないように気をつけましょう。

二の足を踏む類義語・言い換え2選

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二の足を踏む』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 尻込み
  2. 優柔不断

類義語①尻込みの意味

1 おじけて、あとじさりすること。

2 気後れしてためらうこと。ぐずぐずすること。

引用:goo辞書

B子

新しい部署は激務だと聞いて、尻込みしている。

類義語②優柔不断の意味

ぐずぐずして、物事の決断がにぶいこと。また、そのさま。

引用:goo辞書

A子

彼は優柔不断な性格で、外食の時いつもメニューを決めるのが遅い。

二の足を踏むは英語で『to hesitate

女性

二の足を踏むは英語の『to hesitate』に言い換えることができます。

to hesitateの意味

二の足を踏む

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『to hesitate』には

  • 二の足を踏む

という意味があります。

「二の足を踏む」の対義語・反対語は『決断』

人々

二の足を踏むの対義語は、『決断』になります。

決断の意味

意志をはっきりと決定すること。

引用:goo辞書

決断には

  • 意志をはっきりと決定すること

などの意味があり、はっきりと決めることを表す際に用いられます。

B男

新車を購入することを決断しました。

思いきれずに迷うという意味のある「二の足を踏む」に対して、はっきりと決めることという意味の「決断」は、反対の意味の言葉として使うことができます。

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