「日程」という言葉には、「日どり」という意味があります。
一日の予定を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「日程」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
日程の意味は『日どり』
日程の読み方は「にってい」です。
語源は「日」と「程」から来ており、
- 「日」はある特定の1日・毎日・日々・ひにち
- 「程」はある程度の時間・おおよその時間・時刻
の2つが合わさってできた言葉です。
『日程』には
- ある一日の予定
- 毎日の予定
- 日どり
などの意味があります。
日程の正しい使い方を例文で紹介!
「日程」は、一日の予定を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
来月の出張の日程が決まった。
例文②
先方の予定が変わったから日程調整が必要だ。
例文③
日程が決まり次第、ご連絡いたします。
例文④
キャンセルが出て日程が変更になった。
例文⑤
イベントの日程を確認してください。
【日程を使う時の注意点】
日程は日常でもビジネスでもよく使われる言葉なので、正しい意味を理解する必要があります。
日程の類義語・言い換え5選
『日程』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 日取り
- 予定
- スケジュール
- 行程
- 時程
類義語①日取りの意味
事を行う日を選んで決めること。また、その日。
引用:weblio辞書
やっと結婚式の日取りが決まった。
類義語②予定の意味
行事や行動を前もって定めること。また、そのことがら。
引用:goo辞書
今月は予定がいっぱいで空いていない。
類義語③スケジュールの意味
時間や順序に沿った計画や予定を表す言葉である。
引用:weblio辞書
念のため、来週のスケジュールを確認しておく。
類義語④行程の意味
旅行などの日程。
引用:goo辞書
今度行く旅行の行程を決めよう。
類義語⑤時程の意味
学校などで、時間ごとの予定。
引用:goo辞書
今日は時程表が配られる予定だ。
日程と日時の違いは?
「日程」と「日時」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「日程」には日どりという意味がありますが、それに対し「日時」には日付と時刻という意味があります。
「日程」は予定を表す言葉に対し、「日時」は特定の日付と時間を表すという違いがあります。
日程は英語で『schedule』
日程は英語の『schedule』に言い換えることができます。
英語の『schedule』には
- 予定
- 日程表
という意味があります。
日程の対義語・反対語は『未定』
日程の対義語は、『未定』になります。
未定には
- まだ決まっていないこと。
などの意味があり、日時などが決まっていないときに用いられます。
一日の予定を表すときは日程を使いますが、決まっていないときは未定となります。