『ノルマ』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『各人に課せられる仕事などの量』という意味があります。
初めて『ノルマ』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『ノルマ』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
ノルマの意味は2パターン
ノルマの意味①『一定時間内に果たすよう個人や集団に割り当てられる標準作業量』
ノルマは、一定時間内に果たすよう個人や集団に割り当てられる標準作業量。第二次大戦後のシベリア抑留者が伝えた語。
引用:weblio辞書
『ノルマ』には
- 一定時間内に果たすよう個人や集団に割り当てられる標準作業量
などの意味があります。
今回のノルマは前回のより多い。
ノルマの意味②『各人に課せられる仕事などの量』
各人に課せられる仕事などの量。「―を果たす」
引用:weblio辞書
『ノルマ』には
- 各人に課せられる仕事などの量
などの意味があります。
今月のノルマは達成した。
ノルマの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『ノルマ』は、『個人や集団に課せられる仕事などの量』などがあります。
例文①個人や集団に課せられる仕事などの量という意味で使う時
【Before】
君は先月の決められた仕事の量を達成していない。
【After】
君は先月のノルマを達成していない。
ビジネスシーンで『ノルマ』と言われた時は、『個人や集団に課せられる仕事などの量』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
相手に対して強いプレッシャーを与える可能性があるため、使い方に注意する必要があります。
ノルマの類義語・関連用語2選
『ノルマ』の類義語は2つあります。
- 割り当て
- クオータ
類義語①割り当ての意味
割り当てること。また、割り当てたもの。割り前。「仕事の―をする」
引用:goo辞書
人員を各現場に割り当てる。
類義語②クオータの意味
分け前。分担額。割当額。
引用:goo辞書
来月の営業クオータを達成するために、もっと頑張らなければならない。
ノルマの対義語・反対語はない
ノルマの対義語は、日本語・英語ともにありません。
その為、対義で使いたい場合には反対の意味に言い換えるしかないようです。