「おまけ」という言葉には、「買い物の際に値引きしたり、景品などを付け足したりすること」という意味があります。
買い物の際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「おまけ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「おまけ」の意味は『買い物の際に値引きしたり、景品などを付け足したりすること』
おまけの漢字表記は「御負け」です。
語源は、店員がお客さんとの駆け引きに負けて、値段を下げる行為を「御負け」と言っていたことです。
次第に、値引きするだけでなく商品に追加して物品をあげることも意味するようになりました。
『おまけ』には
- 商品を値引きすること
- 値引きの代わりに、景品を添えたりすること
- 値引きの代わりに添えられた景品
- ある事に付け加えること
などの意味があります。
「おまけ」の正しい使い方を例文で紹介!
「おまけ」は、お客さんに対して店側が感謝の気持ちを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
パン屋のおじさんは、ロールパンをおまけしてくれた。
例文②
たくさん買ってもらったので、おまけしておきますね。
例文③
おまけを目的に本を買う。
例文④
当たりが出ると、おまけがもらえます。
例文⑤
彼はかっこいい。おまけに頭もいい。
【おまけを使う時の注意点】
「おまけ」は、商品やサービスに付属している特典やプレゼントなどを意味するため、「おまけ」だけをもらったり買ったりすることは基本的にはありません。
「おまけ」の類義語・言い換え3選
『おまけ』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- サービス
- 値引き
- 添え物
類義語①サービスの意味
商売で、値引きしたり、おまけをつけたりすること。
引用:goo辞書
カレー屋さんで、ラッシーをサービスしてもらった。
類義語②値引きの意味
定価よりも安くすること。値をまけること。
引用:goo辞書
値引きしてもらって安く買えた。
類義語③添え物の意味
景品。おまけ。
引用:goo辞書
添え物目当てにお酒を買った。
「おまけ」と「付録」の違いは?
「おまけ」と「付録」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「おまけ」には買い物の際に値引きしたり、景品などを付け足したりすることという意味がありますが、
それに対し「付録」には、書籍や雑誌についてくるおまけの物品という意味があります。
「おまけ」は、商品を購入した人に対して感謝の気持ちを表すためや、喜ばせるための行為ですが、「付録」は書籍や雑誌などについてくるおまけ自体を表す言葉です。
似ている言葉ですが、ニュアンスが若干異なりますので、時と場合に応じて使い分けましょう。
「おまけ」は英語で『extra』
おまけは英語の『extra』に言い換えることができます。
英語の『extra』には
- 余分の
- 臨時の
などという意味があります。
「おまけ」の対義語・反対語はありません
おまけの対義語は、ありません。