「ワンチャン」という言葉には、「わずかな可能性・選択肢の一つ」という意味があるカタカナ語です。
日常会話でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ワンチャン」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
ワンチャンの意味は『わずかな可能性・選択肢の一つ』
【ワンチャンの意味】
「ワンチャンス」の略で、字義通りには「1回の機会」を意味する語。チャンスは1回、という意味の他、俗に「ほぼ期待できないが、もしかするとイケるかもしれない」「可能性はゼロではない」といった意味合いで用いられることがある。
引用:weblio辞書
ワンチャンの読み方は「わんちゃん」です。
語源は英語の「one chance」(ワンチャンス)から来ており、元々は「1回のチャンスで逆転できる」という状況を指す麻雀用語として使われ、「うまくいけば勝つチャンスがある」「まだ勝つチャンスはある」といった意味で広まり、若者言葉として定着しました。
『ワンチャン』には
- 可能性はゼロではない
- ほぼ期待できないが、もしかするとイケるかもしれない
- 選択肢の一つ
などの意味があります。
「ワンチャン」の正しい使い方を例文で紹介!
「ワンチャン」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①わずかな可能性を意味する時
相手への配慮や期待の気持ちを込め、わずかな可能性を指す時に使われます。
【例文①】
B男この時間だと売り切れてるかもしれないけど、今日は平日だからワンチャンあるよ。
【例文②】
B子この商談、ワンチャンまとまるかもよ?
例文②選択肢の一つを意味する時
相手の提案に対して、選択肢の一つを指す時に使われます。
【例文①】
B男この方法ならワンチャンうまくいくかもね。
【例文②】
B子予定キャンセルになったの?じゃあ一緒にランチ行くのもワンチャンありだね。
【ワンチャンを使う時の注意点】
「ワンチャン」は、1回のチャンスを指す英語の「one chance」から来ており、現在は若者言葉としてわずかな可能性・選択肢の一つという意味で使われています。
死語ではなく現在も日常会話やネットで広く使われています。
軽薄なイメージを与える言葉なので、ビジネスシーンや目上の人、フォーマルな場では使用を避けるようにしましょう。
「ワンチャン」の類義語・言い換え4選
『ワンチャン』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- もしかしたら
- ひょっとして
- 可能性がある
- あわよくば
類義語①もしかしたらの意味
B子もしかしたら、受かるかもしれない。
類義語②ひょっとしての意味
もしかして。もしや。
引用:コトバンク
A子ひょっとしてそれって私のことですか。
類義語③可能性があるの意味
B男将来的に、この技術は大きく発展する可能性があります。
類義語④あわよくばの意味
運がよければ。よい機会が得られれば。うまくいけば。
引用:コトバンク
B子この点数なら、あわよくば合格できるかもしれない。

「ワンチャン」と「フルチャン」の違いは?
「ワンチャン」と「フルチャン」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「ワンチャン」にはわずかな可能性・選択肢の一つという意味がありますが、
それに対し「フルチャン」には、かなり可能性が高い、大いに期待が持てるという意味があります。
「ワンチャン」は「もしかしたら可能性がある、1回チャンスがあるかも」という薄い期待や低い確率を指しています。
一方で「フルチャン」は、「100%可能性がある、確実だ」という高い確率を指す言葉です。
「ワンチャン」の対義語・反対語は『ノーチャン』
ワンチャンの対義語は、『ノーチャン』になります。
ノーチャンには
- 機会が得られないこと
- チャンスがない
- 可能性がない
などの意味があり、チャンスがない・可能性がないことを表すときに用いられます。
B男今から勉強したとしても、明日のテストは正直ノーチャンだ。
「ワンチャン」は「もしかしたら、わずかな可能性」を指す希望的な表現で、「ノーチャン」は「可能性が全くない、可能性ゼロ」という絶望的な状況を指す言葉です。
可能性があるかないかの違いです。


