『パートナーシップ』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『協力関係』という意味があります。
初めて『パートナーシップ』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『パートナーシップ』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
パートナーシップの意味は2パターン
【パートナーシップの意味】
1 協力関係。共同。提携。
2 英国や米国で、複数の個人または法人が共同で出資し、共同で事業を営む組織。日本の組合3に類似する事業体。出資者はパートナーと呼ばれ、組織を所有する。
引用:weblio辞書
パートナーシップの意味①『 協力関係・共同・提携』
共同で何かを行うための,対等な協力関係
引用:weblio辞書
『パートナーシップ』には
- 協力関係
- 共同
- 提携
などの意味があります。
この作品では、あなたと私はパートナーシップです。
パートナーシップの意味②『共同で事業を営む組織』
パートナーシップ(partnership)は、英米法において2名以上の者(パートナー)が金銭・役務などを出資して共同して事業を営む関係をいう。当該関係に基づくパートナーの総体を指すこともあるが、英国ではこれを「ファーム(firm)」と呼び、契約関係を指すパートナーシップとは区別する。パートナーシップは「組合」と、パートナーは「組合員」と訳されることもある。
引用:weblio辞書
『パートナーシップ』には
- 共同で事業を営む組織
などの意味があります。
パートナーシップで、一緒にここを盛り上げていきましょう。
パートナーシップの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『パートナーシップ』は、『会社や企業同士の協力関係』などがあります。
例文①会社や企業同士の協力関係という意味で使う時
【Before】
○○会社と協力関係を結ぶことに成功しました。
【After】
○○会社とパートナーシップを結ぶことに成功しました。
ビジネスシーンで『パートナーシップ』と言われた時は、『協力関係』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
「パートナーシップ」の「協力」という意味は、必ずしも提携や合弁に限定されるわけではないです。
提携や合弁も勿論含まれますが、それ以外の協力関係も幅広くカバーしています。
パートナーシップの類義語4選
『パートナーシップ』の類義語は4つあります。
- 連帯
- 密接なつながり
- バディ
- 団結
類義語①連帯の意味
2つのアプリケーションの連携により、作業の効率がアップした。
類義語②密接なつながりの意味
極めて関係が深いさまを意味する表現。
引用:weblio辞書
類義語③バディの意味
新人社員にバディをつけることでスムーズな業務習得が期待できるだろう。
類義語④団結の意味
多くの人が共通の目的のために一つにまとまること。「チームの―が固い」「―して春闘を闘う」
引用:goo辞書
パートナーシップの関連用語3選
『パートナーシップ』の関連用語は3つあります。
- リミテッドパートナーシップ
- ゼネラルパートナーシップ
- マイニング・パートナーシップ
関連用語①リミテッドパートナーシップの意味
連帯責任を負い事業の執行にあたるゼネラル・パートナー(general partner)と一定金額を拠出してその範囲内で責任を負うリミテッド・パートナー(limited partner)から成るパートナーシップをいう。
引用:weblio辞書
リミテッドパートナーシップの契約書を作成しましょう。
関連用語②ゼネラルパートナーシップの意味
アメリカにおいて、共同所有形態によって出資金や労力を提供して事業を行う仕組みの一形態で、無限責任社員(ゼネラル・パートナー)が2名以上で組織する共同事業体のこと。
引用:re-words
関連用語③マイニング・パートナーシップの意味
地下資源の探鉱・開発を目的とするもので、権益の譲渡が自由であることなどの点で一般のパートナーシップと異なる特色を持つ。
引用:weblio辞書
このプロジェクトにはマイニング・パートナーシップが必要です。
パートナーシップの対義語・反対語は対立関係
パートナーシップの対義語は、対立関係になります。
対立関係には
- 譲らない
- 両極から向かいあっている
- 向かいあって立つこと
などの意味があり、意見が違う時に用いられます。
競合他社との対立関係を回避するための戦略を立てる必要がある。
パートナーシップは、違う考え方の企業同士が協力して何かを作り出す(協力関係)を意味していますが、反対語の対立関係は、互いに譲らないで対立することを意味してます。