『リソース』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『資源』という意味があります。
初めて『リソース』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『リソース』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
リソースの意味は2パターン
リソースの意味①『供給源・資源・財源』
リソースとは、資源、資産、資料、供給源などの意味を持つ英単語。目的を達するために役立つ、あるいは必要となる要素のこと。ビジネス分野で人材・物資・資金をまとめて指す用例のように、異なる種類の要素を包括的、総称的に表す用語としてよく用いられる。
引用:e-words
『リソース』には
- 資源
- 資産
- 供給源
- 財源
などの意味があります。
リソース不足なので、ゲームで建築が出来ない。
リソースの意味②『 コンピューターが稼働するために必要な、ハードウエア・ソフトウエアの環境』(IT用語)
コンピュータでのシステムリソースを言い、メモリーの中でOSが使用可能な領域を指す。メモリー自体の空き容量が残っていても、システムリソースの空きがなくなると、それ以上ソフトを起動できなくなる。
引用:weblio辞書
『リソース』には
- OSが使用可能な領域
などの意味があります。
リソース不足の為、アプリの起動が出来なくなりました。
リソースの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『リソース』は、『経営や事業において必要となる、人材・資金・時間・情報などの資源』などがあります。
例文①経営や事業において必要となる、人材・資金・時間・情報などの資源という意味で使う時
【Before】
新規事業を立ち上げるために、新たな資源確保に奔走する。
【After】
新規事業を立ち上げるために、新たなリソース確保に奔走する。
ビジネスシーンで『リソース』と言われた時は、『業務を行う上で必要となる資源、供給源、物資のこと』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
「リソース」には、人材・資金・時間・情報などが十分に足りているか、もしくはそれらを使える状態であるかどうかを尋ねる場面で使用することが多いです。
意味が複数あるので文脈を理解して使用するようにしてください。
リソースの類義語3選
『リソース』の類義語は3つあります。
きちんと内容が伝わるよう、人や場面に合わせてキャッチアップを類義語に言い換える必要もあるでしょう。
①アセット
②資源
③収入源
類義語①アセットの意味
アセットとは、英語で「資産」や「資源」「財産」といった意味の語であり、IT関連の分野では「資産」と呼び得るデータを指して用いられることのある言い方である。
引用: IT用語辞典バイナリ
類義語②資源の意味
1 自然から得る原材料で、産業のもととなる有用物。土地・水・埋蔵鉱物・森林・水産生物など。天然資源。「海洋—」「地下—」
2 広く、産業上、利用しうる物資や人材。「人的—」「観光—」
引用:weblio辞書
人材は最も重要な経営資源の1つです。
類義語③収入源の意味
収入を得る元。稼ぎを得るための手段や、主な収入を得ている仕事のこと。
引用:weblio辞書
今の時代、収入源は複数あったほうがいいだろう。
リソースの関連用語11選
『リソース』という言葉を使った関連用語は11個あります。
①リソースを割く
②医療リソース
③リソースがない
④社内リソース
⑤人的リソース
⑥会社のリソース
⑦営業リソース
⑧リソース不足
⑨人材リソース
⑩教育リソース
⑪静的リソース
関連用語①リソースを割くの意味
「リソースを割く」とは、所有する資源の中から必要な分を使うという意味である。限られた資源の中から、やりくりして目的のために充てるというニュアンスも含まれる。
引用:weblio辞書
今新商品開発に時間とリソースを割かなければ、競合他社に負けてしまう。
関連用語②医療リソースの意味
「医療リソース」とは、医療を提供するための資源のことである。病床やナース、ドクターなども「医療リーソス」であるほか、医療機器や新しい治療法など医学のノウハウなども含まれる。
引用:weblio辞書
関連用語③リソースがないの意味
「リソースがない」とは、必要な資源を所有していないことを指す。
引用:weblio辞書
新商品の開発には多大な費用がかかり、リソースが不足しています。
関連用語④社内リソースの意味
「社内リソース」とは、会社が所有している資源全般のことを指す。人的資源のほか、お金や物、時間なども含む。
引用:weblio辞書
関連用語⑤人的リソースの意味
「人的リソース」とは人的資源のことを指し、会社を経営する上で最も大切な「リソース」と位置付けられている。「人的リソース」があるからこそ、物やお金などほかの「リソース」を集めることができる。
引用:weblio辞書
人的リソースの育成に注力し、企業価値の向上を目指します。
関連用語⑥会社のリソースの意味
「会社のリソース」とは、会社の資源のことを指す。会社に属している人的資源のほか、情報や知的財産なども「会社のリソース」に含まれる。
引用:weblio辞書
関連用語⑦営業リソースの意味
「営業リソース」とは、営業業務を達成するために必要な資源のことを指す。人的資源や物、お金、時間、クライアントの情報、時間、独自に培った知的財産などが含まれる。
引用:weblio辞書
営業リソースを活用して新規顧客を開拓しましょう。
関連用語⑧リソース不足の意味
「リソース不足」とは、資源が不十分で必要な量に足りていないことを指す。ビジネスにおいては、人材が不足して業務が滞ってしまったり、お金が足りなくて設備投資できなかったりすることを意味する。
引用:weblio辞書
関連用語⑨人材リソースの意味
「人材リソース」とは人材資源という意味で、人材に関する業務全般のことを指す。「人材リソース」の業務には、社員の採用や人事異動、育成業務などが含まれる。
引用:weblio辞書
人材リソースを見極めるには面接が大切です。
関連用語⑩教育リソースの意味
[教育リソース」とは教育に関する資産のことで、学生一人当たりの資金や入学者の学力、教員比率などを指す。調査会社が大学の「教育リソース」に関するデータを集め、充実度を数値化したものを発表している。
引用:weblio辞書
関連用語⑪静的リソースの意味
「静的リソース」とは、アプリケーション開発における基本のビルディングブロックにおいて、Visualforceページ内で参照できるコンテンツのことを指す。アーカイブやスタイルシート、JavaScriptなどが「静的リソース」にあたる。
引用:weblio辞書
静的リソースの分析には専門的な知識が必要です。
リソースの対義語・反対語はありません
リソースの対義語は、ありませんでした。
目的を達するために役立つ、あるいは必要となる要素のことを「リソース」と言うので、反対の意味で使用する時は逆の言葉に置き換えて使用してください。