「リーク」という言葉は、「意図的に秘密や情報などを漏らすこと」という意味があるカタカナ語です。
日常生活ではあまり使われない言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「リーク」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「リーク」の意味は『意図的に秘密や情報などを漏らすこと』
リークの読み方は「りーく」です。
語源は、漏れるという意味の英語「leak」です。
『リーク』には
- 意図的に秘密や情報などを漏らすこと
- 漏電
などの意味があります。
「リーク」の正しい使い方を例文で紹介!
「リーク」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①ゲームをする時
正式に発表されていない内容が拡散された時などに使われます。
【例文①】
来週発売のゲームの情報がリークされた。
【例文②】
アップデート内容がリークされ、SNSで拡散されています。
例文②医療現場
点滴や輸血、酸素などが漏れている時に使われます。
【例文①】
リークしない様に気をつけて処置します。
【例文②】
リークを回避するため、テーピングを行います。
【リークを使う時の注意点】
「情報をリークする」のように使われる際は、「意図的に相手の不利益になりうる情報を流す」という意味合いです。
ネガティブな印象のある言葉ですので、誤用しないように気をつけましょう。
「リーク」の類義語・言い換え2選
『リーク』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 口外
- 漏洩
類義語①口外の意味
口に出して言うこと。秘密などを第三者に話すこと。
引用:goo辞書
業務内容については、口外禁止でお願いします。
類義語②漏洩の意味
秘密などが、もれること。また、もらすこと。
引用:goo辞書
個人情報が漏洩しないように気をつけてください。
「リーク」と「ネタバレ」の違いは?
「リーク」と「ネタバレ」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「リーク」には意図的に秘密や情報などを漏らすことという意味がありますが、
それに対し「ネタバレ」には、仕掛けが事前にわかってしまうことという意味があります。
「リーク」は公式に発表される前の情報を漏らすことを表しますが、
「ネタバレ」は映画や漫画の結末など、公式発表後の情報をばらしてしまうという意味合いで使われます。
どちらの言葉も情報をばらしてしまうという意味をもちますが、情報が発表されているかされていないかの違いがありますので、時と場合に応じて使い分けましょう。
「リーク」の対義語・反対語はありません
リークの対義語は、ありません。