罹災の意味とは?被災との違いを簡単に解説!正しい使い方・例文まとめ!

自然災害

「罹災」という言葉には、「地震・火事などの災害にあうこと」という意味があります。

自然災害などで被災したことを表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「罹災」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

罹災の意味は『地震・火事などの災害にあうこと』

街

【罹災の意味】

地震・火事などの災害にあうこと。被災。

引用:goo辞書

罹災の読み方は「りさい」です。

明確な語源や由来はありませんが、「罹」と「災」のそれぞれの意味は、

  • 「罹」は病気や災難などを身に負う
  • 「災」は自然に起こる悪い出来事

この2つが合わさってできた言葉です。

『罹災』には

  • 地震・火事などの災害にあうこと
  • 被災

などの意味があります。

罹災の正しい使い方を例文で紹介!

人

罹災」は、被災したことを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

先日の地震で罹災しました。

例文②

B男

罹災者救助を優先で考えましょう。

例文③

C子

罹災後、関東へ引っ越しました。

例文④

B子

罹災証明書の発行手続きを行いました。

例文⑤

C男

罹災した家の片付けをしなければ。

罹災を使う時の注意点】

地震や台風などの自然災害の場合だけでなく、火事や事故に合った場合も「罹災」と表すことができます。

しかし、あくまでも「被害を被った」「災いを受けた」という意味合いで使われるため、自分で起こした事故などについては「罹災した」とは言いませんので注意が必要です。

罹災類義語・言い換え4選

炎

罹災』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 被災
  2. 被る
  3. 受ける
  4. 見舞われる

類義語①被災の意味

災害にあうこと。罹災 (りさい) 。

引用:goo辞書

B子

今回の地震で被災しました。

類義語②被るの意味

災いなどを身に受ける。

引用:goo辞書

A子

隣の家で火事が起きて、我が家も被害を被りました。

類義語③受けるの意味

他からの働き・作用が身に加えられる。

引用:goo辞書

B男

大規模な地震の被害を受け、津波が起こりました。

類義語④見舞われるの意味

災難などに巡り当ること。「見舞う」は慰め、訪問する意味を持つが、受身形の場合は多くの場合、好ましくないものに遭遇する意味で用いる。

引用:Weblio辞書

B子

台風に見舞われました。

東屋の意味

罹災「被災」の違いは?

街

「罹災」と「被災」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

罹災」には地震・火事などの災害にあうことという意味がありますが、

それに対し「被災」には、災害にあうことという意味があります。

どちらも災害にあうことを表す言葉で、意味はほとんど同じです。

罹災は英語で『disaster』

消防士

罹災は英語の『disaster』に言い換えることができます。

disasterの意味

(生命・財産などを失わせるような突然の、または大きな)災害、大惨事、大きな災難、大失敗、失敗作

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『disaster』には

  • 災害
  • 大惨事

などという意味があります。

「罹災」の対義語・反対語はありません

木

罹災の対義語は、ありません

物心両面の意味

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