「ロックオン」という言葉には、「目標に狙いを定めて、命中する状態にすること」という意味があるカタカナ語です。
ゲーム中や恋愛シーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ロックオン」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
ロックオンの意味は『目標に狙いを定めて、命中する状態にすること』
ロックオンの読み方は「ろっくおん」です。
語源は英語の「Lock on」です。
狙いを定めて動かないようにし、攻撃から逃げられないようにするという意味があります。
「ロックオン」はもともと軍事用語ですが、最近ではシューティングゲームなどで敵を狙う際によく使われます。
また、狙いを定めるという意味合いから、転じて恋愛の場面でも使われる言葉です。
『ロックオン』には
- 目標に狙いを定めて、命中する状態にすること
などの意味があります。
「ロックオン」の正しい使い方を例文で紹介!
「ロックオン」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①軍事用語として使う時
敵に向け、狙いを定めて銃などで攻撃することを表す際に使われます。
【例文①】
ロックオンしたが、敵に逃げられてしまった。
【例文②】
素早く性格にロックオンすることが、敵を倒す秘訣だ。
例文②ゲーム中に使う時
シューティングゲームなどで敵を攻撃する時などに使われます。
【例文①】
友達はロックオンがうまいので、次々と敵を倒してポイントを稼いでいる。
【例文②】
このゲームはAボタンで簡単にロックオンできるので、初心者向きです。
例文③恋愛において使う時
気に入った人に狙いを定めて誘う時などに使われます。
【例文①】
彼は今日の飲み会で隣に座った女の子にロックオンしたようで、熱心に二次会に誘っている。
【例文②】
同僚からロックオンされて困っていると、友達から相談を受けました。
【ロックオンを使う時の注意点】
狙いを定めるという意味で広く使われる言葉ですが、元は軍事用語です。
恋愛などの場面で異性に使う際には、失礼になってしまう場合もありますので、言葉選びには気をつけしょう。
「ロックオン」の類義語・言い換えは「狙い撃ち」
『ロックオン』の類義語や言い換えの言葉は「狙い撃ち」です。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 狙い撃ち
類義語①狙い撃ちの意味
今日の合コンでは、みんなが彼女を狙い撃ちしてアピールしている。
「ロックオン」と「ホーミング」の違いは?
「ロックオン」と「ホーミング」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「ロックオン」には目標に狙いを定めて、命中する状態にすることという意味がありますが、
それに対し「ホーミング」には、目標の発する熱線や電波などを探知して追尾する機能という意味があります。
「ロックオン」は狙っているという状況を表す言葉で、具体的な機能についての意味はありません。
一方、「ホーミング」は攻撃が当たるように追尾する具体的な機能のことを指します。
どちらも狙いを定めて命中させるという状況で使われる言葉ですが、意味が異なりますので気をつけましょう。
「ロックオン」の対義語・反対語はありません
ロックオンの対義語は、ありません。