「朗報」とは?意味・対義語・類義語は?正しい使い方を例文付きで解説!

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「朗報」という言葉には、「喜ばしい知らせ」という意味があります。

良い知らせが入ったときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「朗報」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

朗報の意味は『喜ばしい知らせ』

【朗報の意味】

喜ばしい知らせ。

引用:Weblio辞書

朗報の読み方は「ろうほう」です。

語源は曇りなく澄んでいるや明るいという意味を表す「朗」と知らせを表す「報」

から来ており、

  • 「朗」は明るい、朗らか
  • 「報」は知らせ

の2つが合わさってできた言葉です。

『朗報』には

  • 喜ばしい知らせ

などの意味があります。

朗報の正しい使い方を例文で紹介!

「朗報」は、良い知らせが来た時に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

朗報が入ったので彼に一番に知らせた。

例文②

B男

観たかった地方番組がTVerでの配信が始まるという朗報に沸いた。

例文③

A子

朗報!最近人気のサウナは美容効果も高いらしい。

例文④

B子

体調不良で休養していた推しが復帰するという朗報が入った。

例文⑤

C男

朗報!うちの部署に派遣を数人入れてくれることになった。

朗報の類義語・言い換え3選

『朗報』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 福音
  2. 快報
  3. 果報

類義語①福音の意味

  1. 喜びを伝える知らせ。よい便り。
  2. イエス=キリストによってもたらされた人類の救いと神の国に関する喜ばしい知らせ。また、福音書にしるされているキリストの生涯と教え。

引用:goo辞書

B子

この発明が成功すれば、その病気で苦しんでいる人たちにとって福音である。

類義語②快報の意味

よろこばしいしらせ。吉報。

引用:コトバンク

上司

上層部から快報が届いたので、皆で共有したい。

類義語③果報の意味

 1.仏語。前世での善悪さまざまの所為が原因となって、現世でその結果として受けるさまざまな報い。

2. (形動) 報いがよいこと。幸福なさま。幸運。しあわせ。

引用:コトバンク

B男

「果報は寝て待て」という諺のように焦ってはならない。

朗報と吉報の違いは?

「朗報」と「吉報」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

朗報」には喜ばしい知らせという意味がありますが、それに対し「吉報」にはおめでたい知らせという意味があります。

どちらも良い知らせであることに変わりはありませんが、

「吉報」は結婚や出産・受験合格などを表すかしこまった言い方になります。

朗報は英語で『good news』

朗報は英語の『good news』に言い換えることができます。

good newsの意味

  1. 良いニュース[知らせ]、朗報、吉報、果報、耳寄りな話、とっておきの話、福音、好材料
  2. 《be ~》〔人や物が〕良い、好ましい

引用:英辞郎

英語の『good news』には

  • 良いニュース
  • 好ましい

という意味がありあります。

朗報の対義語・反対語は『悲報』

朗報の対義語は、『悲報』になります。

悲報の意味

悲しい知らせ。

引用:goo辞書

悲報には

  • 悲しい知らせ

などの意味があり、悲しい知らせを聞いた時に用いられます。

朗報と悲報の意味はただ真逆ですが、

朗報は「朗報に沸く」、悲報は「悲報に接する」という使い方をします。

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