稜線の意味とは?尾根との違いをわかりやすく解説!正しい使い方・例文まとめ!

山

「稜線」という言葉には、「山の峰から峰へ続く線」という意味があります。

日常生活ではあまり使われない言葉なので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「稜線」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

稜線の意味は『山の峰から峰へ続く線』

山

【稜線の意味】

山の峰から峰へ続く線。尾根。

引用:goo辞書

稜線の読み方は「りょうせん」です。

明確な語源や由来はありませんが、「稜」と「線」のそれぞれの意味は、

  • 「稜」は物のかど
  • 「線」はすじのように見える境目

この2つが合わさってできた言葉です。

『稜線』には

  • 山の峰から峰へ続く線
  • 尾根

などの意味があります。

稜線の正しい使い方を例文で紹介!

山

稜線」は、山の峰から峰へ続く線を表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

夕日に照らされた稜線が美しい。

例文②

B男

晴れているので山の稜線がよく見えます。

例文③

C子

綺麗な稜線を見ながらウォーキングするのは気持ちがいい。

例文④

B子

高低差のある稜線が見事です。

例文⑤

C男

特徴のある稜線をスケッチした。

稜線を使う時の注意点】

「稜線」は一般的には山の形について用いられますが、山のような地形の丘について「丘の稜線」ということもあります。

稜線類義語・言い換え3選

山

稜線』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 尾根
  2. 山稜
  3. リッジ

類義語①尾根の意味

山の峰と峰とを結んで高く連なる所。また、隣り合う谷と谷とを隔てて連なる突出部。脊梁 (せきりょう) 。稜線 (りょうせん) 。

引用:goo辞書

B子

平坦な尾根が特徴です。

類義語②山稜の意味

山頂から山頂へ続く峰すじ。山の尾根 (おね) 。

引用:goo辞書

A子

山稜からの眺めは見事です。

類義語③リッジの意味

山の背。山稜 (さんりょう) 。尾根。

引用:goo辞書

B男

リッジを歩くときは注意が必要です。

バチボコの意味

稜線「尾根」の違いは?

山

「稜線」と「尾根」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

稜線」には山の峰から峰へ続く線という意味がありますが、

それに対し「尾根」には、山の峰と峰とを結んで高く連なる所という意味があります。

どちらも山頂付近の地形についての言葉で、似た意味をもつため、類義語として使うことができます。

強いて違いを言うならば「稜線」は複数の山の峰を結ぶ線のことを言いますが、尾根は山頂の重なりを表します。

稜線は英語で『ridge

人

稜線は英語の『ridge』に言い換えることができます。

ridgeの意味

山の背、尾根、分水嶺、隆起(線)、鼻梁(びりよう)、うね、あぜ、(屋根の)棟(むね)、(高)気圧の峰

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『ridge』には

  • 山の背
  • 尾根

という意味があります。

「稜線」の対義語・反対語はありません

山

稜線の対義語は、ありません

【山月記】恃むの意味

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