「せがむ」という言葉には、「何かをしつこく頼んだり、ねだったりすること」という意味があります。
日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「せがむ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「せがむ」の意味は『何かをしつこく頼んだり、ねだったりすること』

せがむの漢字表記は、ありません。
明確な語源は不明ですが、責めることや催促するという意味の古語「せむ」から転じた言葉だと言われています。
『せがむ』には
- 無理に頼む
- しつこくねだる
- 責めしかる
- 非難し苦しめる
などの意味があります。
「せがむ」の正しい使い方を例文で紹介!

「せがむ」は、何かをしつこく頼んだり、ねだったりすることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子子どもがお菓子をせがんだ。
例文②
B男弟は新しいゲームを買ってほしいとせがんだ。
例文③
C子犬が散歩に連れて行ってほしいとせがむ。
例文④
B子子どもが抱っこをせがんできた。
例文⑤
C男無理にせがんでも相手は困ってしまうことがある。
【せがむを使う時の注意点】
「せがむ」は方言ではなく、標準語として広く使われている言葉です。
何かをしてほしいとしつこく頼んだり、ねだったりする様子を表すため、「しつこく求める」という否定的なニュアンスを含みます。
そのため、使用する場面には注意しましょう。
「せがむ」の類義語・言い換え 4選

『せがむ』の類義語や言い換えの言葉は 4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- ねだる
- 頼み込む
- せびる
- 懇願
類義語①ねだるの意味
甘えたり、無理に頼んだりしてほしいものを請い求める。せがむ。せびる。
引用:Weblio辞書
B子弟は新しいゲームを父にねだっている。
類義語②頼み込むの意味
熱心に頼む。強く頼む。
引用:Weblio辞書
A子彼は参加させてほしいと先生に頼み込んだ。
類義語③せびるの意味
金銭や品物を無理にもらい受けようと頼む。ねだる。
引用:Weblio辞書
B男彼は友人に飲み物をせびっていた。
類義語④懇願の意味
ねんごろに願うこと。ひたすらお願いすること。
引用:Weblio辞書
B子彼女はもう一度だけ機会を与えてほしいと懇願した。

「せがむ」と「ねだる」の違いは?

「せがむ」と「ねだる」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「せがむ」には何かをしつこく頼んだり、ねだったりすることという意味がありますが、
それに対し「ねだる」には、甘えたり、無理に頼んだりしてほしいものを請い求めるという意味があります。
「せがむ」は強く要求する様子を表すのに対し、「ねだる」はかわいらしくお願いする様子を表す場合によく使われます。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。
「せがむ」は英語で『beg for』

せがむは英語の『beg for』に言い換えることができます。
英語の『beg for』には
- 懇願する
- 願う
- せがむ
などという意味があります。
「せがむ」の対義語・反対語は『遠慮』

せがむの対義語は、『遠慮』になります。
遠慮には
- 他人の気持ちを考え、自分の行動や発言を控えることを指す言葉である。
などの意味があり、他人の気持ちを考え、自分の行動や発言を控えることを表す際に用いられます。
B男遠慮せずにおかわりしてくださいね。
何かをしつこく頼んだり、ねだったりすることという意味の「せがむ」に対して、他人の気持ちを考え、自分の行動や発言を控えることという意味の「遠慮」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


