「繊細」という言葉には、「細かいところまで気が配られていること・傷つきやすくデリケートな様子」という意味があります。
日常会話でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「繊細」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「繊細」の意味は『細かいところまで気が配られていること・傷つきやすくデリケートな様子』
繊細の読み方は「せんさい」です。
明確な語源や由来はありませんが、「繊」と「細」のそれぞれの意味は、
- 「繊」は、細いこと
- 「細」は、細かいこと
この2つが合わさってできた言葉です。
『繊細』には
- ほそく小さいこと
- ほっそりとして優美なこと
- 感情などがこまやかなこと
- デリケート
などの意味があります。
「繊細」の正しい使い方を例文で紹介!
「繊細」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①細かいところまで気が配られていることを表す時
ほそく小さいことやほっそりとして優美なことを表す時に使われます。
【例文①】
B男この絵は繊細な筆遣いが魅力だ。
【例文②】
B子ガラス細工はとても繊細だ。
例文②傷つきやすくデリケートな様子を表す時
感情などがこまやかなことやデリケートなことを表す時に使われます。
【例文①】
B男彼は繊細な性格なので、人の言葉を深く受け止める。
【例文②】
B子子どもの繊細な心に寄り添うことが大切だ。
【繊細を使う時の注意点】
「繊細」は、感受性が豊かで細やかな様子や、物事が精巧で細かい様子を表す言葉です。
褒め言葉として使われることが多い一方で、「傷つきやすい」「神経質」といった意味に受け取られる場合もあります。
「繊細」の類義語・言い換え5選
『繊細』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- デリケート
- 精巧
- 細やか
- 微細
- 丁寧
類義語①デリケートの意味
感受性が強く、繊細なさま。
引用:Weblio辞書
B子デリケートな機械なので、丁寧に扱ってください。
類義語②精巧の意味
仕組みが細かくよくできていること。また、そのさま。
引用:Weblio辞書
A子これは精巧な時計です。
類義語③細やかの意味
配慮が細部にわたっていてすぐれているさま。精巧なさま。
引用:Weblio辞書
B男細やかな模様が美しい着物だ。
類義語④微細の意味
きわめて細かく小さいこと。転じて、些細(ささい)なこと。また、そのさま。
引用:Weblio辞書
B子微細な部品を組み立てる仕事をしている。
類義語⑤丁寧の意味
「細かい部分に注意や気配りが行き届いているさま」、「入念に丹精込めて行うさま」、「礼儀に則り折り目正しく振る舞うさま」などを表現する言葉。
引用:Weblio辞書
C男丁寧な対応に安心感を覚えた。

「繊細」と「神経質」の違いは?
「繊細」と「神経質」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「繊細」には細かいところまで気が配られていること・傷つきやすくデリケートな様子という意味がありますが、
それに対し「神経質」には、必要以上に細かいことを気にしたり、些細なことに敏感になったりすることという意味があります。
「繊細」は感受性が豊かで細やかという意味で、褒め言葉になることが多い言葉ですが、「神経質」は細かいことを気にしすぎるという意味で、否定的なニュアンスを含むことが多い言葉です。
「繊細」は英語で『delicate』
繊細は英語の『delicate』に言い換えることができます。
英語の『delicate』には
- 繊細な
- 上品な
- 優雅な
などという意味があります。
「繊細」の対義語・反対語は『粗雑』
繊細の対義語は、『粗雑』になります。
粗雑には
- いいかげんで大ざっぱなこと
- ざつ
などの意味があり、いいかげんで大ざっぱなことを表す際に用いられます。
B男粗雑な作りの商品は壊れやすい。
細かいところまで気が配られていることや傷つきやすくデリケートな様子という意味の「繊細」に対して、いいかげんで大ざっぱなことという意味の「粗雑」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


