白羽の矢が立つの意味とは?ビジネスでのスマートな使い方・例文を解説!

人間

「白羽の矢が立つ」という言葉には、「多くの中から特に選び出される」という意味があります。

ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「白羽の矢が立つ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

白羽の矢が立つの意味は『多くの中から特に選び出される』

【白羽の矢が立つの意味】

多くの中から犠牲者として選び出される。また、一般に多くの中から特に選び出される。

引用: Weblio辞書

白羽の矢が立つの読み方は「しらはのやがたつ」です。

語源は、古来、神への生贄として選ばれた少女の家の屋根に白羽の矢が立てられたという伝説です。

元々は、多くの中から犠牲者として選ばれたということを表す言葉でしたが、現代では「多くの中から特に選ばれる」という、プラスのニュアンスで使われることが多くなりました。

『白羽の矢が立つ』には

  • 多くの中から犠牲者として選び出される
  • 一般に多くの中から特に選び出される

などの意味があります。

白羽の矢が立つの正しい使い方を例文で紹介!

白羽の矢が立つ」は、多くの中から特に選び出されることを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

新プロジェクトのリーダー決めで、山田さんに白羽の矢が立った。

例文②

B男

部内で一番若手の中島くんに白羽の矢が立った。

例文③

C子

白羽の矢が立ち、社内の広報誌モデルになることが決まった。

例文④

B子

次回の提案者として、私に白羽の矢が立てられた。

例文⑤

C男

新しい部署のスタートメンバーとして、有岡さんに白羽の矢が立った。

白羽の矢が立つを使う時の注意点】

「白羽の矢が立つ」は、多くの中から特定の人が選ばれることを意味します。

よく「白羽の矢が当たる」と間違えられるため、正しく覚えておきましょう。

白羽の矢が立つ類義語・言い換え4

白羽の矢が立つ』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 抜擢
  2. 選出
  3. 指名
  4. 選ばれる

類義語①抜擢の意味

多くの人の中から特に選び出してある役目につけること。

引用:Weblio辞書

B子

若手ながら、プロジェクトリーダーに抜擢された。

類義語②選出の意味

代表者などを選び出すこと。

引用:Weblio辞書

A子

多くの候補の中から、彼が正式に選出された。

類義語③指名の意味

名をあげて、その人を指定すること。なざし。

引用:Weblio辞書

B男

部長から次期マネージャーとして指名された。

類義語④選ばれるの意味

「選ぶ」の受け身。多くの候補の中から抜擢されるさま。

引用:Weblio辞書

B子

彼の努力が報われ、チームの代表として選ばれた。

選抜の意味

白羽の矢が立つは英語で『be singled out

白羽の矢が立つは英語の『be singled out』に言い換えることができます。

be singled outの意味

白羽の矢が立つ

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『be singled out』には

  • 白羽の矢が立つ

という意味があります。

「白羽の矢が立つ」の対義語・反対語は『落選

白羽の矢が立つの対義語は、『落選』になります。

落選の意味

選ばれないこと。選にもれること。

引用:Weblio辞書

落選には

  • 選ばれないこと
  • 選にもれること

などの意味があり、選ばれないことを表す際に用いられます。

B男

最終選考まで進んだが、落選してしまった。

多くの中から特に選び出されることを意味する「白羽の矢が立つ」に対して、選ばれないことという意味の「落選」は、反対の意味の言葉として使うことができます。

選定の意味

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