「相思相愛」という言葉には、「互いに慕い合い、愛し合っていること」という意味があります。
両思いであることを表す際などによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「相思相愛」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「相思相愛」の意味は『互いに慕い合い、愛し合っていること』
相思相愛の読み方は「そうしそうあい」です。
語源は、相手を慕い合うことを意味する「相思」と、互いに愛し合うことを意味する「相愛」の組み合わせです。
『相思相愛』には
- 互いに慕い合い、愛し合っていること
などの意味があります。
「相思相愛」の正しい使い方を例文で紹介!
「相思相愛」は、互いに慕い合い、愛し合っていることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
私と彼は相思相愛です。
例文②
相思相愛のパートナーが欲しい。
例文③
彼氏とは相思相愛の関係なので、何も言わなくても分かり合える。
例文④
ルームシェアしている友達とは、相思相愛です。
例文⑤
あの子と相思相愛になれますように。
【相思相愛を使う時の注意点】
恋愛においてよく使われる「相思相愛」ですが、友達や家族などの関係でも使うことができます。
深い絆や、心が通じ合っている様子を表す言葉ですので、覚えておきましょう。
「相思相愛」の類義語・言い換え2選
『相思相愛』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 両思い
- 比翼連理(ひよくれんり)
類義語①両思いの意味
お互いに思いが通じ合っていること。相思相愛。
引用:goo辞書
娘はクラスの男の子と両思いらしい。
類義語②比翼連理の意味
男女の情愛の、深くむつまじいことのたとえ。相思相愛の仲。夫婦仲のむつまじいたとえ。
引用:goo辞書
いつまでも夫と比翼連理でありたい。
「相思相愛」と「両思い」の違いは?
「相思相愛」と「両思い」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「相思相愛」には互いに慕い合い、愛し合っていることという意味がありますが、
それに対し「両思い」には、お互いに思いが通じ合っていることという意味があります。
どちらも相手と心が通じ合っていることを表す言葉ですが、「相思相愛」は、恋愛シーンだけでなく、親友や家族などの仲でも使うことができるのに対して、「両思い」は一般的に恋愛感情のことを表します。
似ている言葉ですが、ニュアンスが若干異なりますので、時と場合に応じて使い分けましょう。
「相思相愛」は英語で『mutual love』
相思相愛は英語の『mutual love』に言い換えることができます。
英語の『mutual love』には
- 相思相愛
- 両思い
などという意味があります。
「相思相愛」の対義語・反対語は『片思い』
相思相愛の対義語は、『片思い』になります。
片思いには
- 自分のことを思ってもいない人を、一方的に恋い慕うこと
- 片恋
などの意味があり、自分のことを思ってもいない人を、一方的に恋い慕うことを表す際に用いられます。
片思い中に聞く恋愛ソングは沁みる。
互いに慕い合い、愛し合っていることという意味の「相思相愛」に対して、自分のことを思ってもいない人を、一方的に恋い慕うことを表す「片思い」は、反対の意味の言葉として使うことができます。