「爆誕」という言葉には、「世間を騒がせるような衝撃を伴って生まれること」という意味があります。
SNSなどネット上でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「爆誕」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「爆誕」の意味は『世間を騒がせるような衝撃を伴って生まれること』

爆誕の読み方は「ばくたん」です。
語源は漫画雑誌コロコロコミックから生まれた言葉で、「爆発」と「誕生」が組み合わさり、それを略して使われています。
- 「爆」ははじける・はじけるように激しい
- 「誕」はうまれる・うむ
の2つが合わさってできた言葉です。
『爆誕』には
- 世間を騒がせるような衝撃を伴って生まれること
などの意味があります。
「爆誕」の正しい使い方を例文で紹介!

「爆誕」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①新しいものや衝撃的なものが生まれた・登場した時
新しいものや衝撃的なものが生まれた・登場した時に使われます。
【例文①】

あこがれのアイドルが手掛けるお店が爆誕した!
【例文②】

分量を適当に作ったのにめちゃくちゃうまい料理が爆誕!
例文②誰かの誕生日を祝う時
主にネット上で誰かの誕生日を祝う時に使われます。
【例文①】

爆誕おめでとー!
【例文②】

今日はA子ちゃんの誕生日!みんなー、今年も爆誕祭やるよ~
【爆誕を使う時の注意点】
「爆誕」は、新しいものや衝撃的なものが生まれた・登場した時や誰かの誕生日を祝う時に使われている言葉です。
また、衝撃が走る・感動をしたという意味でも使われ、様々なシーンで使われています。
「爆誕」は、SNSやネット上で使われることが多いので最近できた言葉と思われがちですが、
実は1991年小学生向けの漫画雑誌コロコロコミックの「スーパービックリマン」のセリフからと言われています。
「爆誕」の類義語・言い換え4選

『爆誕』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 誕生
- 生誕
- 新生
- 出生
類義語①誕生の意味

去年の5月に娘が誕生しました。
類義語②生誕の意味
人が生まれること。誕生。
引用:goo辞書

明日はキリストの生誕を祝う祭日です。
類義語③新生の意味
- 新しく生まれ出ること。
- 生まれ変わった気持ちで新たな人生を歩みだすこと。
引用:goo辞書

先月、会社で新生チームを結成しました。
類義語④出生の意味

彼には出生に関する秘密があるらしい。

「爆誕」は英語で『sudden emergence』

爆誕は英語の『sudden emergence』に言い換えることができます。
英語の『sudden emergence』には
- 突然の出現
という意味があります。
「爆誕」の対義語・反対語は『最期』

爆誕の対義語は、『最期』になります。
最期には
- 命の終わるとき
- 死にぎわ
- 臨終・末期 (まつご)
などの意味があり、命が終わるとき・死に際のことを表すときに用いられます。

最期は海の見えるところで過ごしたい。
「爆誕」は世間を騒がせるような衝撃を伴って生まれることを指し、「最期」は命が終わるとき・死に際のことを指しています。
