「ステレオタイプ」という言葉は、「ある特定の集団や個人に対して一般化された、固定的なイメージや概念」という意味があるカタカナ語です。
日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ステレオタイプ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「ステレオタイプ」の意味は『ある特定の集団や個人に対して一般化された、固定的なイメージや概念』
ステレオタイプの読み方は「すてれおたいぷ」です。
語源は、印刷用語として使われていた英語の「stereotype」です。
同じ型で何度も印刷するための固定された版を意味する言葉でしたが、そこから転じて「固定化された見方・思い込み」という、現在の意味で使われるようになりました。
『ステレオタイプ』には
- ある特定の集団や個人に対して一般化された、固定的なイメージや概念
などの意味があります。
「ステレオタイプ」の正しい使い方を例文で紹介!
「ステレオタイプ」は、ある特定の集団や個人に対して一般化された、固定的なイメージや概念を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子性別によるステレオタイプはよくない。
例文②
B男その考えはステレオタイプだ。
例文③
C子固定的なステレオタイプは危険だ。
例文④
B子メディアがステレオタイプを強めることもある。
例文⑤
C男父はステレオタイプにとらわれている。
【ステレオタイプを使う時の注意点】
「ステレオタイプ」は、無意識の偏見や決めつけを指すことが多く、対象によっては差別的に受け取られる可能性があります。
批判的に使うときは、具体例や配慮ある説明を添えると誤解されにくいです。
「ステレオタイプ」の類義語・言い換え3選
『ステレオタイプ』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 固定観念
- 先入観
- 偏見
類義語①固定観念の意味
いつも頭から離れないで、その人の思考を拘束するような考え。固着観念。
引用:Weblio辞書
B子その固定観念を捨てるべきだ。
類義語②先入観の意味
前もっていだいている固定的な観念。それによって自由な思考が妨げられる場合にいう。先入見。先入主。
引用:Weblio辞書
A子先入観なしで人と接したい。
類義語③偏見の意味
「偏見」とは、偏った見方・根拠のない差別的な考え・好意的ではない判断のことを意味する表現である。
引用:Weblio辞書
B男偏見で人を判断する人は嫌いです。

「ステレオタイプ」と「ステロタイプ」の違いは?
「ステレオタイプ」と「ステロタイプ」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「ステレオタイプ」にはある特定の集団や個人に対して一般化された、固定的なイメージや概念という意味がありますが、
それに対し「ステロタイプ」には、日本で印刷現場を中心に使われた「ステロ版」などに由来する省略形です。
「ステレオタイプ」は、もともと印刷の同じ型で複製する版を意味しますが、現在では比喩的に使われることが多い言葉です。
「ステレオタイプ」の対義語・反対語は『多様性』
ステレオタイプの対義語は、『多様性』になります。
多様性には
- いろいろな種類や傾向のものがあること
- 変化に富むこと
などの意味があり、いろいろな種類や傾向を表す際に用いられます。
B男令和は多様性の時代だと言われています。
ある特定の集団や個人に対して一般化された、固定的なイメージや概念という意味の「ステレオタイプ」に対して、いろいろな種類や傾向を表す「多様性」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


