「タイマン」という言葉は、「一対一の勝負」という意味があるカタカナ語です。
喧嘩をするシーンなどでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「タイマン」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「タイマン」の意味は『一対一の勝負』
タイマンの読み方は「たいまん」です。
明確な語源は不明ですが、1対1を表す「man対man」からできた言葉ではないかと言われています。
『タイマン』には
- 一対一の喧嘩
- 一対一での勝負や交渉
- 一騎打ち
などの意味があります。
「タイマン」の正しい使い方を例文で紹介!
「タイマン」は、一対一での勝負を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
タイマンなら男相手でも負けない自信がある。
例文②
あいつとはタイマン張った仲だ。
例文③
兄は学生時代、タイマンでやられて帰ってきたことがありました。
例文④
裏でごちゃごちゃ言ってないで、正々堂々とタイマン勝負しろ。
例文⑤
俺と、タイマン勝負だ!
【タイマンを使う時の注意点】
「タイマン」は喧嘩だけでなく一対一の勝負事にも使われますが、不良用語として使われる言葉ですので、使用の際には注意が必要です。
時と場合に応じて使うようにしましょう。
「タイマン」の類義語・言い換え3選
『タイマン』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 決闘
- 果し合い
- 激突
類義語①決闘の意味
弟は、兄に決闘を申し込んだ。
類義語②果し合いの意味
争いの決着をつけるため、命をかけて戦うこと。決闘。
引用:goo辞書
この小説は、果し合いの描写が上手い。
類義語③激突の意味
はげしい勢いで突き当たること。
引用:goo辞書
両チーム順当に勝ち進めば、決勝戦で激突する予定だ。
「タイマン」と「怠慢」の違いは?
「タイマン」と「怠慢」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「タイマン」には一対一の勝負という意味がありますが、
それに対し「怠慢」には、しなくてはいけないことを疎かにすることという意味があります。
同じ「たいまん」と読む言葉ですが、意味合いは全く異なりますので誤用に気をつけましょう。
「タイマン」の対義語・反対語は『バトルロイヤル』
タイマンの対義語は、『バトルロイヤル』になります。
バトルロイヤルには
- 複数の人が一度に戦う試合方法
などの意味があり、一度に多数の人が戦う試合方法を表す際に用いられます。
本日の試合は、バトルロイヤル方式で行われます。
一対一の勝負という意味の「タイマン」に対して、複数名が一度に戦うという意味の「バトルロイヤル」は、反対の意味の言葉として使うことができます。