「捉える」という言葉には、「つかまえることや、物事を理解すること」という意味があります。
意味や本質を正しく理解して自分のものにすることを表す時によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「捉える」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「捉える」の意味は『つかまえることや、物事を理解すること』
【捉えるの意味】
人やものなどを手中におさめることを意味する表現。
「はっきりと感じられるさま」や「(事物の一部だけに)こだわる様」を意味する。また、「強く(人の)関心を引く」「(人を引き付けて)影響を与える」との意味になることもある。
引用: Weblio辞書
捉えるの読み方は「とらえる」です。
語源は、「手でつかむ」という具体的な動作を表した言葉です。
このことから転じて、物事の本質や状況を理解するという抽象的な意味へ広がったと言われています。
『捉える』には
- 人やものなどを手中におさめること
- はっきりと感じられるさま
- (事物の一部だけに)こだわる様
- 強く(人の)関心を引く
- (人を引き付けて)影響を与える
などの意味があります。
「捉える」の正しい使い方を例文で紹介!
「捉える」は、つかまえることや、物事を理解することを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子犯人を捉えた。
例文②
B男問題を正しく捉える。
例文③
C子本質を捉えることが大切だ。
例文④
B子現状を冷静に捉える。
例文⑤
C男変化を素早く捉える。
【捉えるを使う時の注意点】
「捉える」は、物を捕まえるという意味だけでなく、物事の本質や状況を理解するという意味でも使われる言葉です。
「見る」や「感じる」よりも、対象を意識して正しく理解・把握するというニュアンスがあります。
「捉える」の類義語・言い換え4選
『捉える』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- つかまえる
- 理解
- 把握
- 認識
類義語①つかまえるの意味
逃げようとするものをとりおさえる。
引用:Weblio辞書
B子トンボをつかまえるのが得意です。
類義語②理解の意味
物事の道理や筋道が正しくわかること。意味・内容をのみこむこと。
引用:Weblio辞書
A子何度か説明してもらい、やっと解き方を理解した。
類義語③把握の意味
情報や状況を理解し、正確に認識することを指す言葉である。具体的な事象や抽象的な概念、または状況全体を対象とすることが可能である。
引用:Weblio辞書
B男リーダーとして全体の動きを把握することが大切だ。
類義語④認識の意味
情報や事象を理解し、それを自己の知識として取り込む過程を指す言葉である。
引用:Weblio辞書
B子まずは自分の課題を認識することが必要だね。

「捉える」と「捕らえる」の違いは?
「捉える」と「捕らえる」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「捉える」には物事の本質や状況を理解する、しっかり把握するという意味がありますが、
それに対し「捕らえる」には、逃げるものをつかまえる、取り押さえるという意味があります。
「捉える」は、考え方や変化、特徴など目に見えないものにも使われるのに対し、「捕らえる」は、人や動物など具体的な対象をつかまえる場合に使われるという違いがあります。
「捉える」は英語で『grok』
捉えるは英語の『grok』に言い換えることができます。
英語の『grok』には
- 意味をとらえる
という意味があります。
「捉える」の対義語・反対語は『見落とす』
捉えるの対義語は、『見落とす』になります。
見落とすには
- 見ていながらそれに気づかずにいる
- 見もらす
- 見過ごす
などの意味があり、見ていながらそれに気づかずにいることを表す際に用いられます。
B男注意書きを見落としてしまい、間違えてしまった。
つかまえることや、物事を理解することという意味の「捉える」に対して、見ていながらそれに気づかずにいることという意味の「見落とす」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


