「トリセツ」という言葉には、「マニュアル」という意味があるカタカナ語です。
機器や道具をどのようにして扱えばよいのかを説明している冊子を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「トリセツ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
トリセツの意味は『マニュアル』
トリセツの読み方は「とりせつ」です。
語源は取扱説明書の略です。
『トリセツ』には
- 機器や道具をどのようにして扱えばよいのかを説明している冊子
- マニュアル
などの意味があります。
「トリセツ」の正しい使い方を例文で紹介!
「トリセツ」は、機器や道具をどのようにして扱えばよいのかを説明している冊子を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
新しい家電を買ってもトリセツは見ない。
例文②
コピー機のトリセツどこにしまったか忘れてしまった。
例文③
最近はトリセツが入っていないものが多いようだ。
例文④
彼氏ができたら喧嘩にならないようにトリセツを渡そう。
例文⑤
すぐに不機嫌になるから彼女のトリセツがほしい。
【トリセツを使う時の注意点】
機械や道具に対してだけでなく、人にも使われるようになりました。
「トリセツ」の類義語・言い換え4選
『トリセツ』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- マニュアル
- 仕様書
- 手順書
- ユーザーガイド
類義語①マニュアルの意味
機械・道具・アプリケーションなどの使用説明書。取扱説明書。手引き書。
引用:weblio辞書
マニュアルを持ち歩かないと難しくて使えない。
類義語②仕様書の意味
物事のしかたの順序を記した文章。しようしょ。
引用:goo辞書
仕様書をコピーして全員に配らないといけない。
類義語③手順書の意味
業務や作業を行う手順を文書化して、どの作業者でも同じ質の作業を実行できるよう、作業手順が明確化されたもの。
引用:weblio辞書
手順書通りに進めれば、誰でもできるようになるはずだ。
類義語④ユーザーガイドの意味
教えるために標準化・体系化して作られた文書である
引用:weblio辞書
ユーザーガイドを参考に作業を行ってください。
「トリセツ」と「マニュアル」の違いは?
「トリセツ」と「マニュアル」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「トリセツ」にはマニュアルという意味がありますが、
それに対し「マニュアル」には、取扱説明書という意味があります。
どちらも同じ意味なので、言い換えて使うことができます。
「トリセツ」の対義語・反対語はない
トリセツの対義語は、ありません。