「灯火」という言葉には、「ともしび」という意味があります。
日常生活でもよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「灯火」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「灯火」の意味は『ともしび』
灯火の読み方は「とうか」です。
語源はあかりを表す「灯」と照明のための光という意味の「火」から来ており、
- 「灯」はあかり
- 「火」は照明のための光
の2つが合わさってできた言葉です。
『灯火』には
- ともしび
- あかり
などの意味があります。
「灯火」の正しい使い方を例文で紹介!
「灯火」は、ともしびやあかりそのものに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
暗闇の中に灯火が見えて安心した反面、怖くもあった。
例文②
キャンプ中、灯火が何度も風で消えそうになった。
例文③
暗いところで作業せずに灯火しましょう。
例文④
遠くの灯火をたよりに道を進んだ。
例文⑤
灯台のあかりを監視する灯火監視協力者というボランティアがある。
「灯火」の類義語・言い換え4選
『灯火』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 点灯
- ランプ
- 電気
- 照明
類義語①点灯の意味
あかりをつけること。灯をともすこと。点火。
引用:コトバンク
赤いランプが点灯したら異常のサインである。
類義語②ランプの意味
- 西洋風の灯火器の一種。石油を入れた器に火をともす芯をさし、周囲をガラスの火屋 (ほや) でおおったもの。江戸末期に渡来。
- 電灯。
引用:goo辞書
ランプシェードを手作りするワークショップに参加した。
類義語③電気の意味
電気はこまめに消すなど、節電を心がけるように。
類義語④照明の意味
- 光で照らして明るくすること。特に、電灯などの人工的な光で明るくすること。また、その光。
- 舞台や撮影の効果を高めるために光を当てること。また、その光。
引用:goo辞書
この部分の照明は青にしよう。
「灯火」と「燈火」の違いは?
「灯火」と「燈火」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「灯火」「燈火」どちらもともしびという意味があります。
「燈火」の方は登るという字が使われており、高い位置からのあかりを表します。
「灯火」は英語で『lamp』
灯火は英語の『lamp』に言い換えることができます。
英語の『lamp』には
- 照明器具
- 灯火
という意味があります。
「灯火」の対義語・反対語は無し
灯火の対義語はありません。
灯火はともしびそのものを表す言葉です。