『トレンド』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『 傾向』『流行』『 趨勢』という意味があります。
初めて『トレンド』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『トレンド』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
トレンドの意味は2パターン
【トレンドの意味】
1 傾向。趨勢(すうせい)。ファッションの流行や経済変動の動向など。
2 ツイッターなどSNSの利用者の間で話題になっている事柄。また、検索サイトで検索数の多い事柄。多くランキング形式で表示され、リアルタイムに更新される。「—ワード」「—入り」
引用:weblio辞書
トレンドの意味①『傾向・趨勢(すうせい)』
トレンド(英語:trend)は、時代の趨勢、潮流、流行のこと。ファッション、マーケティング、経済動向分析などの分野でよく使用される。
長期的に見られる一定方向への価格の動き。相場の傾向、趨勢。
引用:weblio辞書
『トレンド』には
・傾向
・趨勢
・潮流
・流行
などの意味があります。

今度は、このトレンドを取り入れてファッションを考える。
トレンドの意味②『SNSの利用者の間で話題になっている事柄・検索数の多い事柄』
ある時機に多くの人の興味を引き話題に上ること、または、そのような形で興味を向けられる物事が言葉などを形容表現である。ウェブ上では、Twitterで短期間に数多くツイートされ、同サービスの「トレンド」として表示されるハッシュタグやキーワードを指すことが多い。
引用: IT用語辞典バイナリ
『トレンド』には
・話題になっている事柄
・検索数の多い事柄
などの意味があります。

トレンド入りすると、フォロワー数が増える。
トレンドの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『トレンド』は、『相場の流れ』『流行りの傾向』などがあります。
例文①相場の流れという意味で使う時(株・FX分野)
【Before】

値が上昇してるときは、注意して下さい。
【After】

上昇トレンドのときは、注意して下さい。
例文②流行りの傾向という意味で使う時
【Before】

今年の流行りの傾向を見極めて、商品開発を進めてください。
【After】

今年のトレンドを見極めて、商品開発を進めてください。
ビジネスシーンで『トレンド』と言われた時は、『動向や方向性を読む』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
「トレンド」は、株やFXの分野で使われる頻度が多い言葉です。
・値が上昇している時「上昇トレンド」
・下降している時「下降トレンド」
・横ばい状態の時「トレンドレス」
今回、一緒に関連する言葉も覚えておくといいですね。
トレンドの類義語3選
『トレンド』の類義語は3つあります。
①ムーブメント
②ブーム
③モード
類義語①ムーブメントの意味
文化や音楽スタイル、ファッションなどを巻き込んだ大きな流れ、流行のこと。フラワー・ムーブメント、パンク・ムーブメントなどという。
引用:weblio辞書
類義語②ブームの意味
類義語③モードの意味
「mode」とは、状態、やり方、流行や傾向などの意味を持つ英単語である。使われる場面によって意味が幅広く変化する。音楽用語で使われる場合は「音階」、芸術で使われる場合は「流儀」、地学で使われる場合は「鉱物組成」といった意味となる。
引用:weblio辞書
トレンドの関連用語2選
『トレンド』の関連用語は2つあります。
①トレンド分析
②Google Trends
関連用語①トレンド分析の意味
チャート分析の1つで、株価の上昇、下降、横バイという3つの趨勢により相場を予測する手法。
相場は動き出すと、しばらくは一定の方向に動く習性があります。株価が上昇、下降、もしくは横バイのいずれの方向にあるのかを判断する手法として、「トレンド(趨勢)分析」があります。
引用:weblio辞書
関連用語②Google Trendsの意味
Google トレンドとは、Googleが提供しているWeb検索において、特定のキーワードの検索回数が時間経過に沿ってどのように変化しているかをグラフで参照できるサービスの名称である。
引用:weblio辞書
トレンドの対義語・反対語はオールドファッション
トレンドの対義語は、オールドファッションになります。
オールドファッションには
・古めかしいこと
・古くさいこと
・流行おくれ
などの意味があり、流行りではない時に用いられます。
トレンドには、流行っている・流行などの意味があります。
対義語となるオールドファッションは、時代遅れ・古風・旧式などの意味合いがあります。