「突き当たり」という言葉には、「道や廊下などの行きづまった所」という意味があります。
日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「突き当たり」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「突き当たり」の意味は『道や廊下などの行きづまった所』
突き当たりの読み方は「つきあたり」です。
語源は2つの言葉の組み合わせで、
- 「突く」は、強く当たること
- 「当たる」は、物事が直面すること
を表します。
『突き当たり』には
- 道や廊下などの行きづまった所
などの意味があります。
「突き当たり」の正しい使い方を例文で紹介!
「突き当たり」は、道や廊下などの行きづまった所を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
この道を進んで、突き当たりを右に行くとコンビニがあります。
例文②
廊下の突き当たりにトイレがあります。
例文③
しばらく道なりに進んできたが、突き当たりが行き止まりだった。
例文④
このレストランは道の突き当たりにあって、隠れ家的な店構えです。
例文⑤
次の突き当たりを左折します。
【突き当たりを使う時の注意点】
突き当たりとは、そのまま進んだときに、先に道がないところや壁などにぶつかるところのことを指します。
T字路や袋小路になっている道路のことを言うことが多いです。
「突き当たる場所」と覚えておきましょう。
「突き当たり」の類義語・言い換え4選
『突き当たり』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- ぶつかる
- 行き止まり
- 袋小路
- 丁字路
類義語①ぶつかるの意味
たまたま行き当たる。出くわす。遭遇する。
引用:goo辞書
このまま進むと、壁にぶつかります。
類義語②行き止まりの意味
道などで、行く手がふさがっていて、それ以上行けないこと。また、その場所。いきどまり。
引用:goo辞書
この先、行き止まりです。
類義語③袋小路の意味
行きどまりになっている路地。袋道。
引用:goo辞書
地図を見ながら進んできたのに、袋小路に迷い込んでしまった。
類義語④丁字路の意味
丁字形になっている道路。T字路。
引用:goo辞書
丁字路を右に曲がると家があります。
「突き当たり」と「行き止まり」の違いは?
「突き当たり」と「行き止まり」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「突き当たり」には道や廊下などの行きづまった所という意味がありますが、
それに対し「行き止まり」には、道などで行く手がふさがっていて、それ以上行けないことという意味があります。
「突き当たり」は、目の前には道がなくても左右に進むことができるケースが多いですが、
「行き止まり」は、もうそれ以上どこにも進むことができず、後戻りするしかないという場面で使われます。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので、時と場合に応じて使い分けましょう。
「突き当たり」は英語で『end』
突き当たりは英語の『end』に言い換えることができます。
英語の『end』には
- 終わり
- 端
という意味があります。
「突き当たり」の対義語・反対語はありません
突き当たりの対義語は、ありません。