「腕前」という言葉には、「巧みに物事をなしうる能力や技術・手並み・技量・うで」という意味があります。
日常生活やスポーツシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「腕前」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「腕前」の意味は『巧みに物事をなしうる能力や技術・手並み・技量・うで』
腕前の読み方は「うでまえ」です。
- 「腕」は人や猿の、肩から手首までの部分・物事をする能力・技量・うでまえ
- 「前」は普通の状態で顔または視線の向いている方向・おもて・前方
の2つが合わさってできた言葉です。
『腕前』には
- 巧みに物事をなしうる能力や技術・手並み・技量・うで
などの意味があります。
「腕前」の正しい使い方を例文で紹介!
「腕前」は、日常生活やスポーツシーンで使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
彼のボウリングの腕前は素晴らしい。
例文②
ここが腕前の見せ所だ。
例文③
駅前の歯医者は最近腕前が落ちた。
例文④
料理の腕前を磨きたい。
例文⑤
私のゲームの腕前はなかなかのものだ。
【腕前を使う時の注意点】
後から説明しますが、似ている言葉に「手際」がありますが、少し意味が違うので混同しないように注意しましょう。
「腕前」の類義語・言い換え3選
『腕前』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 腕
- 手並み
- 手腕
類義語①腕の意味
物事をする能力。技量。うでまえ。
引用:goo辞書
一人暮らしになり、彼は料理の腕を上げた。
類義語②手並みの意味
腕前。技量。
引用:goo辞書
彼女はどれぐらい歌が上手いのか、お手並み拝見。
類義語③手腕の意味
物事をうまく処理していく能力。腕まえ。
引用:goo辞書
彼はその手腕を買われ、ヘッドハンティングされた。
「腕前」と「手際」の違いは?
「腕前」と「手際」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「腕前」には巧みに物事をなしうる能力や技術・手並み・技量・うでという意味がありますが、
それに対し「手際」には、 物事の処理のしかた・物事を処理する要領・腕前という意味があります。
どちらも物事を成す能力を表す言葉ですが、「手際」の方が物事をこなすスピードや容量などの意味が強く、より表面的な表現となります。
「腕前」は英語で『craftsmanship』
腕前は英語の『craftsmanship』に言い換えることができます。
英語の『crafgsmanship』には
- 職人の技能・熟練
という意味があります。
「腕前」の対義語・反対語はなし!
腕前の対義語はありません。