「予後不良」という言葉には、「病気の経過や結末の予測がよくないこと」という意味があります。
医療場面や競馬用語としてよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「予後不良」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「予後不良」の意味は『病気の経過や結末の予測がよくないこと』

予後不良の読み方は「よごふりょう」です。
語源は、今後どうなるかの見込みという意味の「予後」と、よくないことを意味する「不良」が組み合わされた言葉です。
『予後不良』には
- 病気の経過や結末の予測がよくないこと
- 回復する見通しの少ないこと
などの意味があります。
「予後不良」の正しい使い方を例文で紹介!

「予後不良」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①医療場面で使われる時
治療を行っても回復や改善があまり期待できず、経過がよくないと予想される状態を表す時に使われます。
【例文①】
B男医師からは、手術後の経過次第では予後不良となる可能性があると説明された。
【例文②】
B子祖父は高齢で合併症もあることから、予後不良が懸念されている。
例文②競馬用語として使われる時
馬のけがの程度が重く、競走馬としての生命維持が困難な状態を表す時に使われます。
【例文①】
B男レース中の事故により、出走馬は予後不良と診断された。
【例文②】
B子予後不良の発表を受け、関係者やファンに大きな衝撃が広がった。
【予後不良を使う時の注意点】
「予後不良」は、回復の見通しがよくないことを示す、重い意味をもつ言葉です。
医療や競馬など専門的な文脈で使われるため、相手の受け取り方に配慮し、必要性がある場合に限って用いるようにしましょう。
「予後不良」の類義語・言い換え3選

『予後不良』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 危険な状態
- 重篤
- 回復困難
類義語①危険な状態の意味
危ぶまれている悪い状態が顕在化しそうな様子、あるいは、身体または生命が害されるおそれのあるさま。
引用:Weblio辞書
B子祖母はここのところ、命に関わる危険な状態が続いている。
類義語②重篤の意味
病状が非常に重いこと。
引用:Weblio辞書
A子事故により負傷者は重篤な容体だ。
類義語③回復困難の意味
B男病状が進行しており、医師からは回復困難との説明があった。

「予後不良」は英語で『poor prognosis』

予後不良は英語の『poor prognosis』に言い換えることができます。
英語の『poor prognosis』には
- 予後不良
という意味があります。
「予後不良」の対義語・反対語は『順調』

予後不良の対義語は、『順調』になります。
順調には
- 物事が調子よく運ぶこと
- とどこおりなくはかどること
- 順潮
などの意味があり、物事が調子よく運ぶことを表す際に用いられます。
B男術後の経過は順調だと医師から説明を受けた。
病気の経過や結末の予測がよくないことという意味の「予後不良」に対して、物事が調子よく運ぶことという意味の「順調」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


