「翌日」という言葉には、「その次の日。あくる日」という意味があります。
過去・未来問わず、基準となる日の次の日について話すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「翌日」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「翌日」の意味は『その次の日』
【翌日の意味】
翌日(よくじつ)
- 基準の暦日の次の日。
- 甥がこちらへ戻つて来たのはその翌日であつた。(原民喜「星のわななき」1948年)
明日とは異なり、近い未来の意では用いられない。
引用:weblio辞書
翌日の読み方は「よくじつ」です。
語源は漢字の「翌(ヨク)」「日(ジツ)」から来ており、
- 「翌」はその次の
- 「日」は一日、一昼夜、日にち
の2つが合わさってできた言葉です。
『翌日』には
- その次の日
- あくる日
という意味があります。
「翌日」の正しい使い方を例文で紹介!
「翌日」は、基準となる日の次の日について話すときに使われる言葉です。遠い未来や、過去について話すときにも使うことができます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
飲み会の翌日に早番だなんて、辛すぎる!
例文②
来月の出張が終われば、翌日からは夏休みだ!
例文③
熱が出たけど、その翌日には良くなった。
【翌日を使う時の注意点】
「◯◯の翌日」というように、基準となる日が必要です。後ほどご紹介する「明日」との違いも参考にしてください。
「翌日」の類義語・言い換え3選
『翌日』の類義語や言い換えの言葉を3つご紹介します。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 明日
- あくる日
- 後日
類義語①明日の意味
読み方:あす
1 今日の次の日。あした。みょうにち。副詞的にも用いる。「—お宅に伺います」
2 近い将来。未来。「—の世界に希望をかける」「—を担(にな)う若人」
→あした[用法]
引用:weblio辞書
私が日本の明日を担ってやる!!
類義語②あくる日の意味
次の日。翌日。
引用:weblio辞書
「あくる日も連絡がなかったので、私は不審に思い彼に会いに行った」っと。
類義語③後日の意味
結果は後日、書面にてお送りいたします。
「翌日」と「明日」の違いは?
「翌日」と「明日」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「翌日」には基準となる日の次の日という意味がありますが、それに対し「明日」には今日の次の日という意味があります。
「翌日」は基準となる日が過去でも未来でも使うことができますが、「明日」は今日(現在)を基準にした次の日として使用します。
「翌日」は英語で『next day』
翌日は英語の『next day』に言い換えることができます。
next dayの意味
《the ~》翌日、その次の日
・We had to prepare for the next day's meeting. : 私たちは翌日のミーティングの用意をしなければならなかった。
引用:英辞郎
英語の『next day』には
- 翌日
- その次の日
という意味があります。
「翌日」の対義語・反対語は2つ
翌日の対義語は、2つあります(参照:反対語大辞典)。
- 当日
- 前日
対義語①当日の意味
当日には
- その日
- そのことがある日
- またあった日
という意味があります。
対義語①前日の意味
前日には
- その日の前の日
- 当日の前の日
という意味があります。