「座組み」という言葉には、「企画や事業などに関わる人々」という意味があります。
日常生活ではあまり使われない言葉ですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「座組み」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「座組み」の意味は『企画や事業などに関わる人々』
座組みの読み方は「ざぐみ」です。
語源は、元々は、劇団の構成や役者の配役を意味する舞台用語として使われていました。
「座」は、劇団や演劇の一座を意味し、「組み」は役者の並びや配置を意味しています。
このことから転じて現在では、プロジェクトのメンバーや人員配置を意味する言葉としてビジネスシーンで使われるようになりました。
『座組み』には
- 演劇、見世物、寄席などの、一座の出演者の組織や構成
- 企画や事業などに関わる人々
- プロジェクトのメンバー
などの意味があります。
「座組み」の正しい使い方を例文で紹介!
「座組み」は、企画や事業などに関わる人々を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子新プロジェクトの座組みを見直した。
例文②
B男来期営業の座組みを社内会議で発表した。
例文③
C子緊急対応チームの座組みを整えました。
例文④
B子プロジェクトの進みは座組み次第だと思います。
例文⑤
C男座組みを慎重に検討した方がいい。
【座組みを使う時の注意点】
「座組み」は、チームや組織の構成・役割分担を指す言葉です。
ビジネスシーンではややカジュアル寄りに受け取られることがあるため、フォーマルな文書では「組織体制」などに置き換えると良いでしょう。
「座組み」の類義語・言い換え2選
『座組み』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- スキーム
- 建て付け
類義語①スキームの意味
計画や仕組み、または策略といった意味を持つ英単語である。計画や仕組みの場合、目標達成のために立てられた方法や手順を指す。策略の場合、特定の目的を達成するために秘密裏に立てられた計画や手段を意味する。
引用:Weblio辞書
B子販売スキームを見直しました。
類義語②建て付けの意味
扉や襖などのような建物の部分が、建物に納まっている様子。おおむね、建てつけが悪い場合に限って言及される。
引用:Weblio辞書
A子プロジェクトの建て付けを明確にして、役割分担を整理した。

「座組み」は英語で『role assignment for a project』
座組みは英語の『role assignment for a project』に言い換えることができます。
英語の『role assignment for a project』には
- 役割の割り当て
という意味があります。
「座組み」の対義語・反対語はありません
座組みの対義語は、ありません。


