『ステップ』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『段階』という意味があります。
初めて『ステップ』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『ステップ』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
ステップの意味はパターン
【ステップの意味】
1 歩調。足どり。特に、ダンスの足の運び。また、そうした足どりで歩むこと。
2 列車・電車・バスなどの昇降口の踏み段。
3 物事の進行上の段階。「成功への第一の―」
4 野球で、投球・打撃の際、足を踏み出すこと。
5 陸上競技の三段跳びで、ホップに続く二段目の跳躍。
6 登山で、氷壁や雪渓などの急斜面を登降する際に、ピッケルで刻む足場。
7 コンピューターのプログラムの一行。また、一つの命令。
引用:weblio辞書
ステップの意味①『歩行・足取り』
『ステップ』には
・足取り
・足の運び
・歩行
などの意味があります。
このジャズダンサーのステップはすごい
ステップの意味②『電車やバスなどの昇降口の踏段』
『ステップ』には
・階段、梯子
・踏み板
・踏段
などの意味があります。
階段を踏み外さないように足元に気をつけよう
ステップの意味③『物事の進行上の段階』
〔一連の処理の一つの〕段階、ステップ、手順
引用:英辞郎
『ステップ』には
・段階
・手順
などの意味があります。
このプロジェクトはどの段階まで進んでいるのかな
ステップの意味④『足を踏み出す』
『ステップ』には
・足を踏み出す
・スポーツ選手の足の運び
などの意味があります。
このラグビー選手のステップには力強さを感じる
ステップの意味⑤『足場』
登山で、氷壁や雪渓などの急斜面を登降する際に、ピッケルで刻む足場。
引用:weblio辞書
『ステップ』には
・足場
などの意味があります。
足場をしっかりと組まないと危ない
ステップの意味⑥『コンピュータープログラムの一行・命令』
コンピュータの処理段階を表す単位のことである。処理の大きさを「何ステップ」あると表現する。ステップ数はソースプログラムの命令後の数と対応するが、必ずしもプログラミング言語の単語数とは一致せず、言語によっては複数の単語で1ステップの処理が定義されている場合もある。
引用:weblio辞書
『ステップ』には
・コンピュータの処理段階
・処理の大きさ
などの意味があります。
あと何ステップで処理が終わるかな
ステップの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『ステップ』は、『段階』『手順』などがあります。
例文①段階という意味で使う時
【Before】
このプロジェクトで使うデータをこの段階まで進めておいてください
【After】
このプロジェクトで使うデータをこのステップまで進めておいてください
例文②手順という意味で使う時
【Before】
データ編集の手順を新人の子に教えておいてくれるかな
【After】
データ編集のステップを新人の子に教えておいてくれるかな
ビジネスシーンで『ステップ』と言われた時は、『段階・手順』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
ステップを伝えるときにはある程度小分けにして伝えるのがおすすめです。
スモールステップを重ねることで理解度を上げるような伝達の仕方を身につけていきましょう。
ステップの類義語・関連用語3選
『ステップ』の類義語は3つあります。
①フェーズ
②ステージ
③プロセス
類義語①フェーズの意味
段階・局面などを意味する表現である。変化していく過程を区切って表わす場合に用いられる。
引用:weblio辞書
このプロジェクトの次のフェーズに進む前に報告書を提出してください。
類義語②ステージの意味
1舞台。また転じて、そこで行われる演奏やショーなど。「―に立つ」
2映画の撮影用スタジオ。
3 講演・演説などのための演壇。
4 物事の段階。「ライフ―」
5 ゲームや放送番組、スポーツなどで、あらかじめ設定された場面やコース。「難関の―をクリアする」「ボーナス―」
引用:goo辞書
類義語③プロセスの意味
新しいプロセスを導入して、問題を解決しました。
ステップの対義語・反対語はない
ステップの対義語は、ありません。場面によって言い換えていくようにしましょう。