「ターニングポイント」という言葉には、「転換期」という意味があるカタカナ語です。
物事の進行や状況が大きく変わる決定的な瞬間や節目を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ターニングポイント」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
ターニングポイントの意味は『転換期』
ターニングポイントの読み方は「たーにんぐぽいんと」です。
語源は英語で「turning point」と表し、方向転換や回転という意味がある「turning」と点や箇所という意味の「 point」が合わさってできています。
『ターニングポイント』には
- 変わり目
- 転換期
- 分岐点
などの意味があります。
「ターニングポイント」の正しい使い方を例文で紹介!
「ターニングポイント」は、物事の進行や状況が大きく変わる決定的な瞬間や節目を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
今日は合格発表なので私の人生のターニングポイントになるだろう。
例文②
あなたのターニングポイントはいつですか?
例文③
あの出来事が彼のターニングポイントになったのだろう。
例文④
今思えば、あそこで出会ったことがターニングポイントになったのだろう。
例文⑤
転職したことが僕のキャリアのターニングポイントになった。
【ターニングポイントを使う時の注意点】
良い意味で使われることが多く、あまり悪い意味では使われません。
「ターニングポイント」の類義語・言い換え5選
『ターニングポイント』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 転機
- 岐路
- 分岐点
- 変わり目
- 転換期
類義語①転機の意味
他の状態に転じるきっかけ。
引用:weblio辞書
この会社に入社できたことが私の人生の転機になった。
類義語②岐路の意味
将来が決まるような重大な場面。
引用:goo辞書
あなたが岐路に立っていると感じたのはいつでしたか?
類義語③分岐点の意味
物事がどうなるかの分かれ目。
引用:weblio辞書
彼は丁度人生の分岐点に立っているのだろう。
類義語④変わり目の意味
物事の状態や季節が移り変わる時。また、その境目のところ。
引用:goo辞書
今が私にとってちょうど変わり目の時です。
類義語⑤転換期の意味
物事が変わっていく時期がくること、分岐点に差し掛かることなどを意味する表現。
引用:weblio辞書
人生には何回か転換期がある。
「ターニングポイント」の対義語・反対語はない
ターニングポイントの対義語は、ありません。