「コスパ」という言葉には、「費用対効果」という意味があるカタカナ語です。
支出した費用とそれによって得られたものとの割合を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「コスパ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
コスパの意味は『費用対効果』
コスパの読み方は「こすぱ」です。
語源はコストパフォーマンスの略です。
『コスパ』には
- 費用対効果
- 支出した費用とそれによって得られたものとの割合
- 費用対性能比率
などの意味があります。
「コスパ」の正しい使い方を例文で紹介!
「コスパ」は、支出した費用とそれによって得られたものとの割合を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
ここの年パスはかなりコスパが良い。
例文②
一見高そうだが、実はコスパが良さそうだ。
例文③
コスパよく栄養が摂れるのはなんだろう。
例文④
昨日のコース料理はコスパが悪かったね。
例文⑤
ここのバイトは時給が低いからコスパが悪いよ。
【コスパを使う時の注意点】
コスパの良し悪しは判断する人によって変わります。
「コスパ」の類義語・言い換え3選
『コスパ』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- お買い得
- 効率
- 経済的
類義語①お買い得の意味
値段以上の価値があり、買って得になるようなさま。
引用:weblio辞書
今日のお買い得商品をチェックしてからスーパーに行こう。
類義語②効率の意味
使った労力に対する、得られた成果の割合。
引用:goo辞書
より効率よく稼ぐにはどんな方法があるだろうか。
類義語③経済的の意味
費用や手間などがかからないさま。むだがなく安上がりなさま。
引用:weblio辞書
新しい車は燃費が良くて経済的だ。
「コスパ」と「コスト」の違いは?
「コスパ」と「コスト」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「コスパ」には費用対効果という意味がありますが、
それに対し「コスト」には、費用という意味があります。
コストは何かにかかる費用を指し、コスパは費用に対して得られる効果を指すという違いがあります。
「コスパ」の対義語・反対語はない
コスパの対義語は、ありません。