パトロンの意味とは?悪い意味?ビジネスでの正しい使い方・例文を解説!

会議

「パトロン」という言葉は、「主人や後ろ盾となる人」という意味があるカタカナ語です。

日常生活ではあまり使われない言葉ですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「パトロン」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

パトロンの意味は『主人や後ろ盾となる人』

男性

【パトロンの意味】

1 主人。経営者。雇い主。

2 芸術家・芸能人・団体などを経済的に支援し、後ろ盾となる人。

3 異性への経済的な援助を行い、生活の面倒をみる人。

引用:goo辞書

パトロンの読み方は「ぱとろん」です。

語源はラテン語で父を意味する「パテル」という言葉です。

「パテル」が、雇い主という意味の「パトロヌス」という言葉になり、そこから派生して「パトロン」という言葉ができたといわれています。

『パトロン』には

  • 主人・経営者・雇い主
  • 芸術家・芸能人・団体などを経済的に支援し、後ろ盾となる人
  • 異性への経済的な援助を行い、生活の面倒をみる人

などの意味があります。

パトロンの正しい使い方を例文で紹介!

お金

「パトロン」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①ビジネスシーンで使われる時

主に、主人や経営者、雇い主という意味で使われます。

【例文①】

B男

彼は私のパトロンです。

【例文②】

B子

彼にはパトロンとしての実績があります。

例文②誰かを経済的に支援している人を表す時

芸術家・芸能人・団体などを経済的に支援し、後ろ盾となる人という意味使われます。

【例文①】

B男

「あしながおじさん」は、有名なパトロンのお話です。

【例文②】

B子

パトロンがいたから、私は芸術の道を進むことができました。

例文③異性への経済的な支援をしている人を表す時

異性への経済的な援助を行い、生活の面倒をみる人という意味で使われます。

【例文①】

B男

彼女にはパトロンがいて、いつも高級なものをもらっているそうです。

【例文②】

B子

大学進学のためのパトロンを探しています。

パトロンを使う時の注意点】

パトロンという言葉自体には、悪い意味はありません。

しかし、最近は「不健全な見返りを求めて、異性の金銭面を支援する人」という意味で使われることが多い言葉です。

使用の際には気をつけましょう。

パトロン」の類義語・言い換え3選

会議

パトロン』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. スポンサー
  2. 支援
  3. 後援

類義語①スポンサーの意味

事業などの資金を出してくれる人。出資者。

引用:goo辞書

B子

この番組のスポンサーはこちらの方々です。

類義語②支援の意味

力を貸して助けること。

引用:goo辞書

A子

私はこの活動を支援しています。

類義語③後援の意味

仕事や計画などの後ろだてとなって、資金を提供したり便宜を図ったりして援助すること。

引用:goo辞書

B男

このコンサートは、市が後援しています。

協賛の意味

パトロンと「スポンサー」の違いは?

男性

パトロン」と「スポンサー」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

パトロン」には芸術家や異性などを経済的に支援し、後ろ盾となる人という意味がありますが、

それに対し「スポンサー」には、事業などの資金を出してくれる人という意味があります。

「パトロン」は、芸術家や異性に対してを金銭的に支える人という意味で使われていますが、「スポンサー」は、何かの事業のために資金を出す、広告主という意味合いで使われることが多いです。

どちらも、経済的に支援することを表す言葉ですが、ニュアンスが若干異なりますので、時と場合に応じて使い分けましょう。

パトロンの対義語・反対語はありません

男性

パトロンの対義語は、ありません

金づるの意味

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